入笠山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
3名
健常者
8名
1
平成20年6月29日 入笠山 合計 12名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:ゴンドラ上(10:45)…マナスル山荘(11:30-11:45)…入笠山(12:15)…
         マナスル山荘(12:50-13:40)…ゴンドラ上(14:10)
天候:

 今回は間違いなく雨が降る予報で、迷いに迷ったが、参加予定のみなさんにそれぞれ聞いた上で、雨でも参加したいという方がいたので実施した。

 今朝、家を出る前にパソコンで気象庁の「レーダー・降水ナウキャスト」を見ると、長野県は午前中に雨のピークが過ぎそうに感じた。家を出る時も新宿を出る時も、雨は降っていたが、この程度なら十分歩けると思った。
 富士見に着いても雨は降り続いていたが、無料送迎バスに乗って富士見パノラマに向かう。ゴンドラの受付の方が、今はスズランが満開だとのこと。雨でも花は楽しめるため、嬉しい情報だった。

 ゴンドラを下りて、右側のコースから入笠湿原に向かう。樹林帯のため風もなく、雨も強く当たらない。傘を差して歩く。
 入笠湿原に飛び出すと、レンゲツツジが満開だった。シラカバの白い樹肌と赤いレンゲツツジの花が、周囲の緑とすばらしいコントラストを見せている。湿地には、クリンソウが群生して咲いている。足下には、スズランが。黄色い花はウマノアシガタのようだ。

 湿原の花を楽しみ、林道を歩いてマナスル山荘に向かう。草原のようなお花畑に出ると、すぐにマナスル山荘に到着した。山荘の前には、TさんとOさんが出迎えてくれた。Tさんたち6人は、前日、マナスル山荘に来て泊まっていたのだ。昨日は、すばらしい天気で、山頂に登り、レンゲツツジなどを楽しんだそうだ。

 私たちも、荷物を山荘に置かせていただいて、山頂に向かう。少し登ると入笠牧場に着く。数頭の牛たちが草を食べていた。登山道は次第に岩混じりとなる。足の不自由なEさんも、しっかりと足場を固めながら登ってくる。山頂直下は、レンゲツツジの群落があり、一面を赤く染めている。

 山頂は風が強かったが、みんなで記念写真を撮ってから下山にかかる。Eさんは、Nさんからストックを借りてダブルストックとした。これで、下りもかなり安定して歩けるようになった。下山は、岩場回避ルートを下る。お花畑のスズランを楽しみながら下り、マナスル山荘で昼食とする。下に下りたらユートロン水神の湯に入ることにして、ゴンドラの駅に向かう。

 入笠湿原に着いた頃には、雨も上がり、スズランの写真を撮って楽しむ。来た時とは違う電波塔のコースを通って、ゴンドラ駅に向かった。ゴンドラ駅に着くと、雲海が広がっている。その下に麓の町が見える。麓に着くと、雨も上がり、太陽が顔を出してきた。雨の中でしたが、すばらしい花たちを楽しめた1日でした。

記:網干

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