富士山五合目山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
4名
健常者
8名
1
平成20年7月13日 富士山五合目 合計 12名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
0名
  コースタイム:馬返し(10:20)…三合目(11:35-12:10)…佐藤小屋(13:50-14:05)…
         五合目バス停(14:30)
天候:
晴れ一時曇り

 前日の夕方、東京や千葉県北西部は、激しい雷雨に見舞われた。今日も、午後からの雷雨が心配される。雷に注意して、早めの行動を心がける。

 富士吉田駅からタクシーで馬返しまで入る。中の茶屋から歩いているパーティーもあった。馬返し近くに来ると、子どもたちが大勢いる。タクシーが慎重に登っていくと、馬返しは、子どもたちであふれかえっていた。吉田中学校の集団登山で、私たちと同じコースを登るそうだ。総勢800人いるそうで、今日は、子どもたちのにぎやかな声を聞きながら登ることになる。

 馬返しから整備された道を登ると、ほどなく一合目に到着する。子どもたちはにぎやかに追い越していく。にぎやかな声の隙間を見つけたように、キビタキの歌声が聞こえる。オオルリや、キクイタダキ、ミソサザイなどの声も聞こえた。

 二合目を過ぎ、車道に出ると、子どもたち向けの給水車が止まっていて、子どもたちに冷えた水を振る舞っていた。そこから少し登ると、三合目だった。少し心許ないが、ベンチがあるので、そこでお昼にする。ここは、標高1,840m。休憩するとすぐに汗がひき、さわやかな空気に包まれる。

 お昼を食べていると、子どもたちが美味しそうだと近寄ってくる。しかし、カップラーメンの麺を2、3本だけあげるわけにもいかず、あきらめてもらった。
 昼食も終わったと思ったら、Nさんが持ってきたお茶の袋を開けたら、爆発して、お茶が周囲の人たちにかかってしまった。今回も、一つ事件ができました。

 三合目からは次第に傾斜が増してくる。溶岩の岩も出てきた。人の歩く道は、溶岩の層を崩して作っているようで、えぐれている。登山道脇では、溶岩の層が良く確認された。

 崩れかけた井上小屋を過ぎ、車道に出ると、佐藤小屋は近い。佐藤小屋に着くと、遠くで雷の音がし始めた。雨が来る前にバス停に着きたい。

 バス停に続く林道からは、自衛隊の演習場が望めた。上を見ると、山頂もわずかに顔を覗かせてくれた。五合目には、予定時間通りに着き、河口湖に行くバスを待った。

 高速バスで東京に着き、バスを降りたら、ものすごい暑さと湿気、富士山や河口湖の涼しさが懐かしくなった。

記:網干

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