飯盛山山行報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者 | 5名 |
健常者 | 7名 |
1 |
平成20年9月28日 | 飯盛山 | 合計 13名 | 会員外 (賛助員含む) |
障害者 | 0名 |
健常者 | 1名 |
コースタイム:平沢(10:40)…平沢牧場(11:35-11:45)…飯盛山(12:20-13:05)… 平沢山(13:20-13:30)…平沢峠(14:15-14:30)… JR最高地点(15:13-15:20)…野辺山駅(15:50) |
天候: 曇り |
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清里駅から歩く予定だったが、車道歩きを止めてタクシーで平沢集落まで入り、時間を短縮しようという話が持ち上がり、タクシーで行くことにする。 登山口から、緩やかな山道を登っていく。ツタウルシなどがすでに紅葉していた。左手に別荘らしきものを見て、さらに登って、右側の尾根に向けてトラバースし始める。赤く色づいた実や足下のヤマラッキョウやセンブリの花が楽しませてくれる。 見晴の良い尾根に出ると、そこが平沢牧場だった。あまり牧場という雰囲気がなかったが、ここからは大きな樹木がなくなり、展望のすばらしい尾根を登る。今日は、残念ながら八ヶ岳も南アルプスも雲の中で見えないが、麓の風景と、足下の花が楽しませてくれる。マツムシソウやオヤマリンドウが咲く。濃いピンク色のフウロソウは、アサマフウロだろうか? シモツケも咲き、瑞々しいまっかな実をたわわに付けた樹木もあった。 行く手には、目指す飯盛山が間近に迫ってきた。山頂に立つ人たちの姿もはっきり見えてくる。平沢山との分岐になる広場を過ぎ、最後の階段状の道を登って山頂に立つ。残念ながら展望が得られなかったが、記念写真を撮る。ここは風が強く寒いので、先程の分岐まで戻って昼食とする。 昼食を取っていると、雲の中から赤岳が姿を出してくれた。その後、権現岳や横岳、甲斐駒、北岳なども姿を現したり消したりしていた。 昼食後は、平沢山方面に向かう。少し歩くと、先方から大人数の子どもたちが押し寄せてきた。すれ違うときに聞いたら、全員、中2で100人以上いるらしい。カメラをぶら下げていた私を見て、写真を撮って欲しいという。それじゃと1枚撮る。「HPに載るけどよいかい」と聞くと、OKですとのこと。HPのアドレスを教える暇もなく、後から押されるように子どもたちは飯盛山に向けて歩いていった。 平沢山へ登らずにトラバースするルートがあったため、登らなくてよい人はそのままトラバースしていった。平沢山の登りは少し急だったが、山頂からは、男山と天狗山、女山、そして麓の高原野菜畑がよく見えた。 分岐でトラバース組と合流し、少し滑りやすい道を緩やかに下っていく。野辺山スキー場の付近は、男山方面の展望がよかった。コガラをはじめとした野鳥たちが無数にいるところを過ぎ、平沢峠が近づくと、正面に八ヶ岳が山腹に雲の帯を巻いて、大きく現れた。シルエットではあるが、雄大な景色に出会えてよかった。 平沢峠でトイレを済ませ、車道の右脇の山道を下る。峠には獅子岩があり、よく見ると、確かにライオンの横顔にそっくりだ。 車道に出て、高原野菜畑を歩き、JR最高地点に到着する。30年前に来たときとは様相がかなり変わり、ホテルや土産物屋があった。 記:網干 |