湯の丸高原山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
5名
健常者
20名
1
平成21年1月24日〜25日 湯の丸高原 合計 25名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
0名
  コースタイム:
1/24 地蔵峠(14:05)…つつじ平(15:05-15:10)…地蔵峠(15:50)
1/25 地蔵峠(9:10)…雲上の丘(11:15-11:30)…地蔵峠(12:30)
天候:
1/24 晴れ時々曇り
1/25 快晴

★1月24日
 東京は曇り空だったが、高速バスが西上州の山にさしかかる頃には、晴れ間が広がってきた。荒々しい西上州の山々を過ぎる頃には、バスの中に差し込む日差しが暑いくらいになってきた。浅間山もよく見え、湯ノ丸山に続く稜線を見ていると、小諸駅に到着した。

 ここから、車できたHさんや新幹線で来た方たちと合流し、Hさんの車とタクシーに分乗して、湯ノ丸ロッジに向かう。ロッジで昼食をいただき、つつじ平まで行くグループと、湯ノ丸山の山頂を目指すグループに分かれ、スノーシューを履いて出発する。

 今年は、昨年以上に雪が少ないようだ。キャンプ場から雪原となった湿原を通り、カラマツ林の中を登って、つつじ平に到着。ここから、湯ノ丸山の山頂を目指すグループが見えた。お互いに声をかけ合う。時間切れにならないか心配だったが、順調に登っているようだ。

 私たちは鐘を鳴らしてスキー場側に下る。左手には四阿山と草津白根山が見えていた。振り返ると湯ノ丸山がごはんを盛ったような丸い山容で佇んでいる。登っていったグループが、山頂に達した様子が見えた。キャンプ場側に下り、ロッジに4時前に到着。山に行かず、ロッジでくつろいでいたTさんとYさんが迎えてくださった。

 夜は、おいしい夕食をいただき、いつもの歌と踊りで更けていった。

★1月25日
 朝はのんびり起きて、盛りだくさんの朝食をいただいた後、雲上の丘を目指して登ることとする。一昨年は池ノ平まで行かれなかったが、今年は雪が少ないことと、リフトの終点から上の林道にトレースがあったため、順調に登り、一昨年の最終到達点に11時少し前に到着した。ここから右手に折れて登ると、雲上の丘だった。

 雪の斜面は次第に急になり、樹林帯に入って左手にトラバースしたあと、尾根に上がる。尾根に立つと、八ヶ岳がよく見えた。少し登ると、富士山も見える。時間はぎりぎりだが、希望者だけで右手にあるピークに登ってみることにする。

 ピークの左手を巻くトレースから外れ、ピークに直登することにする。かなり急なため、スノーシューでは難しかったが、何とか手を使って、全員登ってきた。登り付いたところが雲上の丘だった。八ヶ岳、富士山、奥秩父、そして浅間山、篭ノ登山、草津白根山、四阿山、根子岳、さらに飯縄山など戸隠の山々も見えた。足下には、池ノ平の雪原も見える。今日は雲もほとんどなく、すばらしい天気だ。最高の展望を楽しみ、下で待つ人たちが首を長くして待っているだろうと思い、早々に下山する。

 下で待つ人たちと合流し、林道を早めのペースで下る。リフトの終点に来たら、ショートスキーを楽しんでいたYOさんと出会った。歩いてゲレンデを下りる私たちの横を、YOさんは快適に滑って下りていった。途中で、もう一度会うことになった。

 ロッジでおいしい昼食を腹一杯いただきくつろいでいると、14時にお願いしたタクシーが早めに到着した。ロッジの方にご挨拶をして、タクシーやHさんの車に分乗して小諸駅に向かう。途中、畑しかない斜面からは、すばらしい展望が見られた。右手には北アルプスも見えていた。雲も少しかかっていて山の名前までは分からないが、鹿島槍方面ではないかと思われた。

 高速バスの中からは、真っ青な空の下に、水蒸気を吹き出す浅間山がくっきりと見えた。すばらしい天気に恵まれたことと、最高の仲間に感謝です。

記:網干

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