扇山山行報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者 | 4名 |
健常者 | 9名 |
1 |
平成21年4月16日 | 扇山 | 合計 13名 | 会員外 (賛助員含む) |
障害者 | 0名 |
健常者 | 0名 |
コースタイム:鳥沢駅(8:55)…梨の木平(10:15-10:20)…水場(11:00-11:10)… 扇山(11:55-12:40)…君恋温泉(14:20) |
天候: 快晴 |
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昨年雨で中止となった扇山なので、天気が心配だったが、週間予報の雨は当たらず、すばらしい天気に恵まれた。 鳥沢駅に全員集合し、歩き始める。駅周辺には、ツバメが飛び交っていた。まだ、渡ってきたばかりなのではないだろうか? しばらく舗装道路が続く。正面にはこれから登る扇山が聳え、ふり返ると来月登る予定の倉岳山が佇んでいた。 春爛漫の陽気の中、芽吹きの木々を楽しみながら登ると、足下にはタチツボスミレやイチリンソウが咲くようになってきた。イカリソウやムラサキケマンなども咲いている。 ここからが本格的な登山道になる。高度をぐんぐん稼ぎながら登っていく。ツツドリの「ポポン、ポポン」という竹筒を叩いたような声が聞こえ、ヤマガラやヒガラなどの留鳥たちの歌声に混じって、オオルリやヤブサメの声も聞こえてきた。足下には、アケボノスミレやマルバスミレ、エイザンスミレ、アカネスミレ、タチツボスミレ、ヒトリシズカ、チゴユリなどが次々に現れ、野鳥たちとスプリングエフェメラルたちの競演が続く。 水場でおいしい水を飲み、さらに登る。空が近づいてきたが、疲れたという声が出てきたので、小休止をして、さらに山頂を目指す。尾根に出て、緩やかな山稜を歩くと、多くの人が休憩している山頂に飛び出した。春がすみのため、富士山は見えないが、ここは秀麗富岳十二景の6番目の山だ。空気が澄んでいたら、すばらしい富士山を見ることができたのだろう。山頂は桜が咲き、キアゲハが舞っていた。 山頂でゆっくり休んだ後、君恋温泉に向けて下る。昭文社の地図では「急坂」と書いてあるが、それほどでもなかった。この稜線では、久しぶりにヒゴスミレを見ることができた。尾根から沢の方に下っていく。マムシグサがきれいな緑色の鎌首を立てていた。 大滝不動を過ぎ、沢筋を少し行ったところで、橋のような桟道をFさんが踏み外してしまうハプニングがあったが、怪我などはなく、そのまま下る。そこから少し歩いていたら、今度はYさんがいないという。大滝不動の手前で、曲がらなければならないところを真っ直ぐ行ったため、他の人もトイレかと思っていたが、間違っていってしまったそうだ。携帯電話が入るので、連絡を取り合い、君恋温泉で合流する。 温泉に入り、今日の汗を流す。ここから1時間かけて車道を歩くより、タクシーで帰りたいという声が強くなり、入浴後はタクシーで鳥沢駅に向かった。 今回は、少しハプニングがあったが、注意すべきところを再認識して、今後に繋げていきたいと思った。 記:網干 |