南高尾山稜山行報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者 | 7名 |
健常者 (子ども) |
19名 (5名) |
1 |
平成21年4月26日 | 南高尾山稜 | 合計 30名 | 会員外 (賛助員含む) |
障害者 | 1名 |
健常者 (子ども) |
3名 (1名) |
コースタイム:大垂水峠(9:55)…コンピラ山(10:35-10:50)…西山峠付近(11:55-12:40) …三沢峠(13:05-13:20)…草戸山(13:55-14:10)…高尾山口駅(16:10) |
天候: 快晴 |
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今日は、小2から小6まで、6人の子どもたちが参加し、総勢30人となった。大人数となったため、先頭の私と後方のKさん、中間のTさんで、無線で連絡を取り合うことで、無線機を準備してきた。 今回は、相模湖駅集合の人が多く、新宿集合組は、高尾駅で京王線からJRに乗り換えるのだが、乗り換え時間を6分しか取っていなかったため、切符購入が間に合わず、JRの電車に乗り遅れてしまった。 山に入るまでの前置きが長くなってしまったが、先発組はすでに登っているとのことだったので、どこかで待ってもらうよう、お願いする。こちらは、バス停から順調に登りはじめる。大洞山の手前で、先発組がコンピラ山で待っていてくれるとの連絡を受け、強風の尾根をぐいぐい登る。木々の間からは、真っ白な富士山がみえていた。 コンピラ山の手前で、迎えに来てくださったAさんと会った。子どもたちに、コンピラ山に待っている人たちに知らせるため、「ヤッホー」と大きな声で叫んでもらうと、間近なところから「ヤッホー」が返ってきた。 コンピラ山で合流し、自己紹介をして、歩き始める。しばらく行くと、中沢山への巻き道にはいる。昨年の2月に休憩し、道を間違ったところに出た。間違った理由がこれではっきり分かり、納得した。 お昼にはまだ早いため、もう少し先に進むことにする。展望の良いところに出ると、津久井湖上流の緩やかな流れの川と、その向こうに頭を雲に入れた富士山が見えた。そこからさらに歩いて、西山峠付近のベンチのあるところでお昼にする。足下には、フデリンドウが咲いていた。お昼を食べていると、太い木の幹を登っていく大きなヘビをSさんが見つけた。男の子たちは、蛇が大好きらしく、みんなが写真を撮っていた。このヘビは、たぶん、アオダイショウではないかと思う。 昼食後も子どもたちは元気いっぱいだ。ヤブサメの声と、「焼酎一杯グイー」というセンダイムシクイの声もこの春、はじめて聞いた。子どもたちが楽しみにしていた青い鳥のオオルリの声は、今回、風にかき消されたのかもしれないが、聞くことができなかった。 ベンチのある広い三沢峠で休憩し、今日、最後の山、草戸山に向かう。右下には、城山湖も見下ろせた。草戸山は、町田市の最高峰らしい。展望台に上がり、遠くの都心方面の展望を楽しむ。 今回のコースは、ここからがアップダウンが多く、疲れが溜まってきた身体にこたえるところだ。大きなザックのI君は、かなり疲れた様子だったので、ザックを何度か他の子と交替して持ってもらう。しかし、子どもたちはまだまだ元気だ。O君は、無線機を使って、後にいるKさんと交信を体験してみた。O君やMちゃんは、勉強してアマチュア無線の資格を取りたいと意欲を示していた。 何カ所かヤマツツジの咲くところを過ぎ、アップダウンを繰り返していると、ようやく左下に高尾山口にある町が見えてきた。高尾駅まで行く分岐を分けて、左手の道を下る。すぐに民家の脇に出て、舗装道路に飛び出した。 最初にハプニングがありましたが、子どもたちの「山は楽しいね」という言葉に、全てが報われた気持ちで、電車に乗り込んだ。 記:網干 |