六ッ石山山行報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者 | 6名 |
健常者 | 13名 |
1 |
平成21年9月27日 | 六ッ石山 | 合計 22名 | 会員外 (賛助員含む) |
障害者 | 1名 |
健常者 | 2名 |
コースタイム:水根(10:05)…トオノクボ(12:30-13:00)…六ッ石山(13:45-14:00)… 三ノ木戸分岐(15:00)…奥多摩駅(17:45) |
天候: 曇り |
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天気予報では、曇り一時晴れだが、山に近づくにつれ、雲が厚くなり、雨が降らないか少し心配になる。 今回は、Hさんにリーダーを務めていただく。水根駅でバスを降り、班編制を伝え、自己紹介を行う。今回は、初参加のMさんがいるため、新鮮な雰囲気だ。 バス停から車に注意して道路を渡り、舗装道路を登っていく。眼下に奥多摩湖を見下ろし、クサギの実や民家の軒下にできたスズメバチの巣を見ながら登っていく。民家の脇を通って登山道に入る。民家のおばあちゃんが、気さくに声をかけてくれる。 しかし、ここからトオノクボまでの登りは、急登が続き、非常に厳しい登りだ。とにかくゆっくりペースで登っていく。風ノ神土手前の平坦地で休憩し、さらに続く檜林の急登を頑張る。しかも、この付近からは、岩混じりになる。障害を持つMさんには、ザックに付けたひもに掴まって歩いてもらう。 これでもかと続いた急登も、右側から上がってくるハンノ木尾根が見えてくると、傾斜も落ちてトラバースにはいるため、トオノクボが近いことが分かる。トオノクボは、防火帯となっていて、樹林が切れ、気持ちの良い場所だ。 途中に多くの栗があり、それを拾っていた数人の人たちが少し遅れて到着した。ここで昼食を取り、傾斜の落ちた尾根を登っていく。この付近は、ずっと防火帯だ。トリカブトがきれいに咲き、足下には、栗が無数に落ちている。栗ご飯を狙っているFさんに、栗をプレゼントする人がたくさんいた。栗の皮をむくのは、旦那さんの仕事とか? リスかサルかは分からないが、栗の皮をうまくむいて食べたようで、栗の皮だけのものもたくさん落ちている。とにかく、この尾根は栗が多い。 山頂はまだ先だと思っていたら、ひょっこり飛び出した。予定タイムとほとんど変わらない時間だった。標高差900mの登りをみんなが力を合わせて登ることができて、本当に良かった。ただ、山頂は雲の中に入ってしまっているため、展望は全くなかった。 山頂で集合写真を撮って、石尾根を下る。最初は歩きやすかったが、次第に傾斜も増し、足下も岩混じりの道で歩きにくくなってきた。ようやく三ノ木戸への分岐を過ぎ、三ノ木戸山の山腹をトラバースする。植林帯に入ると、夜のように暗かった。長く歩いた疲れが出てきて、早く駅に着きたいという思いが強くなってくる。しかし、車道に出てからも何度か近道を通るのだが、その道がまた気を抜けない道だった。それでも、ようやく最後の階段を下りて青梅街道に飛び出した。暗くなる前に着いて良かった。 奥多摩駅で乾ききった喉を潤し、電車に乗り込む。登山グレードCの厳しい山をリードしていただいたHさんと、協力してくださったみなさまに深く感謝申しあげます。 記:網干 |