高尾山(忘年山行)山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
7名
健常者
19名
1
平成21年12月20日 高尾山 合計 32名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
6名
  コースタイム:大垂水峠(12:00)…一丁平(12:50-13:40)…高尾山(14:30-14:40)…
         稲荷山(15:25-15:35)…高尾山ケーブル清滝駅(16:15)
天候:
快晴

 今日は、今年1年を締めくくる忘年山行だ。できるだけ誰もが参加できるようにと、今年は高尾山で実施した。

 ミシュランの三つ星に選定されてから、訪れる人が爆発的に増えた高尾山だが、さすがに寒さと、出発がゆっくりだったことで、それほどの混雑ではなくて助かった。しかも、登り口を大垂水峠にしたことで、一丁平まではとても静かな山道を楽しめた。

 参加人数が32人だったため、大垂水峠はメンバーであふれかえったが、自己紹介のあと、道路を渡って、登りはじめた。緩やかな登山道は風もなく、日が当たって気持ちがよい。
 そのまま高尾山に登る道と、一丁平に登る道が分かれるところで、小休止をして、上着を脱ぐ。ここからは、一丁平への登りを選ぶ。少し急な登りとなるが、傾斜が落ちてくると、左手に富士山が見え始める。右手にベンチなどが見え始めると、一丁平はすぐそこだった。テラスのようになっていて、富士山をはじめ、丹沢の山々が間近に見えている。先週登った丹沢山と三峰もよく見える。富士山の右手には、三ツ峠も見えていた。今年の秋から冬にかけては、天気に恵まれ、富士山を何回見ることができただろうか?

 一丁平で昼食とする。富士山を眺めながらの昼食は、ひときわおいしく感じる。食後は、恒例の最多参加賞などの表彰を行う。今年は、Mさんが年間27回で健常者部門の最多参加だった。障害者部門は、Fさんの24回、新人賞は、Sさん親子の8回。参加回数が9回だったが、最高齢でこれだけ参加していただけたEさんは、特別賞とさせていただいた。10回以上の方が26人、20回以上の方も6人いた。(どちらも最多参加の方を含めて)全体の参加人数も、過去最高となり、多くのみなさまから支えられて山仲間アルプがあることを実感しました。

 みんなで集合写真を撮ったあとは、高尾山に向けて下っていく。間違って城山方面に行きそうになったが、Aさんに指摘していただき、回れ右をして高尾山に向かった。
 この道はとにかくよく整備されていて歩きやすい。途中で、シモバシラを何年ぶりかで見ることができた。シモバシラは、シソ科でシモバシラを作るため、この名前がある。他にもシモバシラを作る植物は、シソ科(アキチョウジやカメバヒキオコシ)やキク科(シロヨメナなど)にあるようだ。

 モミジ台への階段を登り、さらに最後の急な階段を登ると、高尾山の山頂に到着した。富士山に太陽が沈むときにできるダイヤモンド富士を撮るために、三脚を構えたカメラマンが大勢、その時を待っていた。

 山頂からは、稲荷山コースを下る。みんな順調に下っている。今回山が初めての、NちゃんとYちゃんは、後にいたKさんと駄洒落を連発して楽しんでいる。稲荷山からは、東京方面がよく見える。筑波山も見えているとAさんが言っていたが、はっきり見ることはできなかった。稲荷山から、さらに笑いの絶えない会話を楽しみながら下っていくと、ケーブルの清滝駅に到着した。取りあえず、ここで解散として、忘年会参加メンバーは、高尾駅まで電車で移動し、忘年会だけの参加の人たちと合流し、忘年会を楽しんだ。

 今年も1年、事故もなく、無事に全ての計画を楽しめたことを感謝申しあげます。本当にありがとうございました。

記:網干

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