八海山山行報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者 | 0名 |
健常者 | 5名 |
1 |
平成21年9月20日〜21日 | 八海山 | 合計 6名 | 会員外 (賛助員含む) |
障害者 | 0名 |
健常者 | 1名 |
コースタイム: 9/20 ロープウェイ山頂駅(13:55)…女人堂(15:05-15:15)…薬師岳(16:05)… 八海山避難小屋(16:25) 9/21 避難小屋(6:30)…白河岳(釈迦ヶ岳)(7:40)…大日岳(8:15-9:00)… 八海山避難小屋(10:00-10:45)…ロープウェイ山頂駅(12:30) |
天候: 9/20 曇り、 9/21 快晴 |
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★9月20日 ロープウェイを降り、階段を歩きはじめる。登山道は、赤土で滑りやすかった。紅葉が始まったばかりの木々を楽しみながら、4合目、4合半と登っていく。目指す女人堂がよく見えていた。 女人堂の上の水場が枯れていないか心配だったので、下山してくるベテランそうな人に聞いてみたが、そこの水場は登山道の脇で、きれいではなく、お勧めではないということだった。そこよりも、千本檜の小屋近くにある水場がきれいでお勧めだということだった。 避難小屋に入り、あとはいつものように、乾杯し、夕食の準備に取りかかった。 ★9月21日 小屋を出て、地蔵岳を巻いたところから鎖が始まる。長い14mの鎖を登ると、稜線に出た。天地人で有名な地蔵岳に行ってみようかと思ったが、先のことを考え、止めて不動岳に向かう。 不動岳の下りは2つの鎖場がある。七曜岳を過ぎ、白河岳は東面を巻く。鎖を使ってトラバースするが、なかなか高度感があって、緊張する。白河岳へはさらに鎖を登って立つ。 登り着いたところが白河岳のはずだが、白河岳の標識はその次のピークにあった。しかし、その向こうには、摩利支天が見えているので、もし標識が正しいとすると、釈迦岳がないことになる。ロープウェイのチケットの裏にも、白河岳の次に釈迦岳があるので、たぶん、標識が間違っているのではないかと思われる。 釈迦岳を下ると、迂回路に降りる道があり、その付近だけオアシスのようだった。そのコルから摩利支天へは、はしごを登り、さらに急な鎖を登って立つ。ここで記念写真の要望があったので、落ちないように注意してパチリと撮る。 摩利支天の下りも急な鎖場だ。慎重に下り、剣ヶ峰は、東側をトラバースする。そして、大日岳への登りの梯子と鎖は、ほぼ垂直だ。重いザックが後に引かれがちのため、上に上がってからロープを出して2人ほど確保する。 そして、登り着いたところが、大日岳だ。ここで大休止とする。これまでもすばらしい展望を楽しみながらきたが、やはり最高点の展望はすばらしい。近くに入道岳があり、その左手には、越後三山の一つ、中ノ岳があり、その右には駒ヶ岳が佇む。さらにその左手には、ここよりもかなり低い浅草岳と守門岳があり、その左手、日本海側には弥彦山があり、その左手、海の向こうに佐渡島も見えた。そして海側を左に進むと、米山が端正な佇まいを見せ、妙高連山がある。その左手奥には、白馬岳などの北アルプスがうっすらと見えていた。さらに手前の六日町付近の田んぼがあって、遠くには、苗場山などが見えているはずだが、同定できなかった。そして、すぐ近くに、巻機山がたおやかに佇んでいる。 そして、大日岳からの下りは、15mの急な下りなので、ロープを出して確保しながら下ってもらう。急ではあるが、下に広い登山道があるため、あまり高度感を感じなかった。 ここから、迂回路を使って避難小屋まで戻る。このコースも、何カ所か鎖場があり、慎重に通過した。朝の登りの時には気づかなかった、おもしろい形をしたニードルが地蔵岳の手前にあった。ローソク岩とでもいうのだろうか? 私には、ヘビが鎌首を持ち上げたように見える。 避難小屋で置かせてもらったゴミを持って、下山する。今日は敬老の日だが、登山者が非常に多い。薬師岳下の鎖場は、登りが大渋滞となっている。こちらも、かなり順番待ちをしたが、その後は順調に下る。途中にあった小さな池に立ち寄ると、いろんなトンボが飛んでいた。ギンヤンマではないかと思ったトンボは、ルリボシヤンマだったようだ。他にも、赤とんぼや糸トンボが飛んでいた。 ゆっくり降りてくるメンバーを置いて、先に下って展望台で周囲の山の名前を確認してからロープウェイ乗り場に戻った。あとは、文明の利器が何もしなくても下界まで運んでくれる。 記:網干 |