子ども登山教室スタッフ養成ザイルワーク講習会(日和田山)報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者 | 3名 |
健常者 | 8名 |
1 |
平成22年9月5日 | 日和田山 | 合計 12名 | 会員外 | 障害者 | 0名 |
健常者 | 1名 |
講師:志村氏(日本登攀クラブ)、 講師補助:相澤氏 子ども登山教室スタッフ養成事業の今年度第2回目は、講師に日本登攀クラブの志村博光氏をお招きし、日和田山でザイルワーク講習を行った。 まずは、今までの岩登り技術講習会で行ってこなかった肩がらみによる懸垂下降を教えていただく。エイト環などの器具を使った懸垂下降に比べて危険度が高く、熟練を要するが、ハーネスやエイト何を持って行かない通常の登山で、もし崖下などに転落者が出た場合、この方法を知っておかないと転落者の所まで下りていくことができないため、非常に大切な技術である。初めて経験する人が多かったため、ぎこちなかったが、とても良い経験になった。 その後、ブーリン結び、プルージック、半マスト結びなどを教えてもらい、男岩西面の壁で、もしもの場合に備えて、ロープ確保をしたまま、少し長い懸垂下降の練習を行った。 昼食後は、まず岩場に固定ロープを張って、そこに安全確保をして通過する方法をご教示いただく。 岩場に来て実際に岩に登らないとフラストレーションが溜まってしまうので、最後は実際に岩に登って技術向上を行う。主にレイバックで超える上部のクラック(W級+)と下部のアンダークリングフェース(X級)を登る。軽く登る人もいれば、なかなか登れなくてもあきらめず、最後には登ってしまう人もいて、充実した練習となった。 最後に、志村氏には講師として多くのメンバーの面倒を見ていただき、ありがとうございました。また、相澤氏にはザイルでの確保や多くのアドバイスをありがとうございました。また、確保などで協力してくださった会員の方に御礼申しあげます。 記:網干 |