第23回ふれあいハイキング(市原市民の森)報告
NO.
日付
場所
参加者
会員 障害者
3名
健常者
8名
1
平成22年6月27日 市原市民の森 合計 17名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
6名
  コースタイム:月崎駅(10:30)…もみじ谷コース上の東屋(12:10-12:40)…
         月崎駅(14:05)
天候:
曇り一時雨

 梅雨の真っ最中のため、天気予報は難しく、行ってみなければ天気は分からないのがこの季節だ。朝晩は雨だが、日中は日も差す予報だったため、予定どおり決行する。

 小湊鉄道の列車の窓には、ポツポツと雨が当たっている。しかし、この程度であれば、問題ない。車窓からは、アジサイの花が楽しめた。

 月崎駅に降りて、全員合流し、市原市民の森に移動する。今月初めに行ったことのある小4のYちゃんが先導してくれる。お母さん以上に道をしっかりと覚えているようだった。

 市民の森までの道は、あまり歩かれていないようで、かなり草ぼうぼうの道だ。しかし、そのおかげで、シロツメクサやネジバナなど多くの花を踏みながら歩かなければいけない道だ。ベニシジミや瑠璃色のシジミチョウも、草花に止まって楽しませてくれる。

 市民の森の入口には、管理事務所があり、野菜などを低価格で販売している。購入するのは帰りになるが、まずは案内図をいただいて、市民の森に入っていく。菖蒲園の脇を通り、アジサイ園へ。そして、まむし注意の池に行く。池の奥にはスイレンの花が咲いていた。と、その時、Nさんが「カワセミだ」と叫ぶ。池の上を飛んだ後、薮の中に入ったらしい。少し待ったが出てこないので、あきらめて先を急ぐ。この付近から雨が降り始めたので、カッパを着る。

 少しずつ山道になり、沢沿いの道を行く。すると、カメラを構えた人たちがいました。まずは、オオルリの声がしたものの、姿は見えず。さらに行くと、サンコウチョウの巣があった。しかし、しばらく待っても姿を現せてはくれず、あきらめて先に進む。

 さくらコースへの分岐を左に見送り、林道への登りにかかる。木の階段が続いているが、なかなかの急登だ。おなかが空いて力のでない人もいたので、林道手前の東屋で昼食タイムとする。東屋の中の地面は乾燥しているため、人が歩かないところにはアリジゴクがたくさんいる。大きいアリを掴まえてすり鉢の中に入れたら、アリジゴクがしっかりとアリを掴まえた。

 ここから少し登って降りると、林道に出る。この林道は左に行くと大福山へと続いているようだ。我々は、反対側に行く。Nちゃんは、「たったらったた〜 ふーん」というおもしろい振り付けをみなさんに伝授している。

 林道から管理棟へ戻る道は、くぬぎコースとする。ここは比較的傾斜が緩かった。木の橋を渡って、下っていくと、キャンプ場の脇に出る。見事なアジサイを写真に収め、管理棟に到着する。管理棟で、多くの人が野菜を買い、みんなで写真を撮って、ここで一次解散とする。クルマできたKさんご夫妻と別れ、月崎駅に向かう。列車の時間まで1時間以上あるため、フリー切符の人たちは、反対側に行く列車に乗って、車窓を楽しんで、そのまま戻ってきた。

 今日のハイキングは、千葉県民の日賛同行事であると共に、千葉国体のPRも兼ねているため、イベント用にいただいたちーば君のうちわを持って、列車の中でもう一度集合写真を撮る。

 少し雨に降られましたが、童心に返ってみんなでポーズを取るなど、楽しい一日だったのではないでしょうか?

記:網干

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