岩登り技術講習会(鷹取山)報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者 | 0名 |
健常者 | 4名 |
1 |
平成22年4月3日 | 日和田山 | 合計 4名 | 会員外 | 障害者 | 0名 |
健常者 | 0名 |
今日は、昨日の強風も収まり、すばらしい天気に恵まれ、追浜から鷹取山にかけての桜も満開で見事だった。 岩場への登山道は、タチツボスミレやウラシマソウがたくさん咲いている。ヤマガラやシジュウカラ、メジロなどもさえずり、まさに春爛漫だった。 ビギナーズフェイスは、すでにロープがたくさんセットされ、順番待ちに時間がかかると思い、いつもどおり子不知南面からはじめる。 3級のルートをリードして登り、トップロープをセットする。まずは、みんな3級のルートで足慣らしをする。次ぎに、Fさんと私は、戸田ハングの上部を登る。Tさんは、残念ながら登れず、3級ロートに戻った。 登る人を確保していて後を振り向いたら、SさんとOさんが登っている人を見上げているではないか。Tさんたち横浜の人たちが、お昼の時間に立ち寄ってくださった。一緒にお昼を食べ、差し入れをたくさんいただいた。横浜の人たちは、お昼のあと、さらに鎌倉方面に向かったらしい。 我々は、昼食のあと、同じ子不知南面の垂壁、キョンちゃん(5.9)にトライするが、私やTさん、Kさんは全く歯が立たず。Fさんは、何度かテンションを入れながらも登り切った。 あまりに難しいため、ここは早めに切り上げ、ビギナーズフェースに行く。ビギナーズフェイスの中央付近にある左上に斜上する外傾したバンドを使って登るルートは、グレード5.7らしい。ここは、全員クリアした。ここを登っていると、私に声をかけてくる方がいた。10年少々前に、つづら岩を登ったとき、ご一緒したIさんだという。私は、すっかり顔を忘れていたが、Iさんは私の声で分かったという。思わぬ再開にうれしくなった。 Iさんは、Iさんたちのグループが張ったロープを使用させてくださるという。お言葉に甘えさせていただき、一番左のフェースにある左ルート(5.8)を登らせていただく。Fさんと私がクリア。Tさんは、もう少しだったが、残念。前のルートで腕力を使い果たしたようだ。 最後のルートは、最初に登ったルートと左ルートの中間にある右ルート(5.8)を登る。 腕力を使い果たし、前腕はぱんぱんに張っている。変える準備をして、Iさんにお礼を言って、岩場をあとにした。帰りは来た道ではなく、広場から桜並木に沿って、広い道を下り、追浜駅に向かった。腕だけでなく、体中の筋肉を使い果たし、満足感を持って家路についた。 記:網干 |