堂所山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
9名
健常者
17名
1
平成22年4月18日 堂所山 合計 26名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
0名
 

コースタイム:小仏バス停(9:35)…景信山(11:00-11:15)…堂所山(12:30-13:30)…
         関場峠(14:10-14:20)…日影バス停(16:30)

天候:
快晴後曇り

 高尾駅のバス乗り場は、人でごった返していた。すばらしい天気に誘われて、多くの人たちが出かけてきたようだ。そのため、予定していたバスには満員で乗れず、20分後の次のバスに乗ることにした。

 小仏のバス停で下り、自己紹介のあと、車道を歩きはじめる。まずは、ニリンソウが迎えてくれる。周囲の山肌は、桜の花や芽吹きの木々で、ほんわかとした春らしさを演出している。

 車道の脇から急な階段を登り、登山道に入っていく。植林帯を抜けたところは、芽吹きの木々に囲まれて、いつもワクワクするところだ。小仏峠方面の山腹は、桜の花がたくさん咲き、きれいなピンク色だ。

 暖かな日差しを受けて登っていくと、足下に雪が現れ始めた。雪の量は次第に増し、いつしか地肌が全て雪で覆われるようになる。雪景色はよいが、登山道はぬかるみとなってくる。田んぼのようなグジャグジャなところを登る。小2になったS君は、雪やぬかるみを楽しんでいるが、とうとう知る餅をついてしまった。ザックから腰の付近にかけて泥だらけになってしまう。ズボンは、もうすっかり泥だらけだ。

 最後の階段を登って景信山の山頂に立つ。今日は、すばらしい天気に恵まれ、麓の町がよく見える。少し休憩したあとは、堂所山に向かう。下りの階段も泥だらけ。田んぼのような状態が続く。Aさんのアドバイスで、できるだけ巻きみちを使って歩くことにする。

 どろんこ道に閉口しながらも、順調に歩き、最後は一登りで堂所山に到着し、ここで昼食とする。山頂は西側の展望が開けていて、陣馬山や生藤山などがよく見えた。
 昼食のあとは、Yあさんが持ってきてくださったDVDプレーヤーを使って、先日山仲間アルプが登場したNHK首都圏ネットワークを見させていただく。今回、途中で「テレビで見た人たちですね」という言葉をかけていただいたり、山仲間アルプという名前を知っていたりする方が何人かいたようだ。テレビの影響におどろくと共に、少しずつ知名度が上がってきたことがありがたい。

 山頂で、さらにYさんからショウガ湯をご馳走になり、集合写真を撮ったあと、関場峠に向けて下る。この道は、これまでと違って、雪が少なくぬかるんでおらず、とても歩きやすかった。尾根はやや痩せているが、ナガバノスミレサイシンなども咲き、足下や周囲の風景を楽しみながら歩く。

 反対側から来た人に聞くと、この先もかなりのぬかるみがあるそうだ。ぬかるみの中の急な下りは、尻餅などでズボンが泥だらけになる心配があるので、関場峠から下ることにする。

 急なジグザグ道を下り、林道に出て、草花を観察しながら、思い思いに歩く。エイザンスミレやマルバスミレ、タチツボスミレなどのスミレの仲間や、ヨゴレネコノメ、ヤマルリソウ、カキドオシなどが咲き、ハナネコノメは、花は咲いていたが、一番きれいな雄しべの赤がすでに落ちていた。

 分岐のある広場で、沢に入って靴の泥を落とし、予定のバスに乗れるように、早足で急ぐ。コースを短縮したことと、急いだおかげで、予定時間の16時30分に日影のバス停に着いた。

 すでに上空は曇っていたが、春爛漫の一日を楽しめました。

記:網干

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