明神ヶ岳山行報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者 | 5名 |
健常者 | 11名 |
1 |
平成22年7月11日 | 明神ヶ岳 | 合計 16名 | 会員外 (賛助員含む) |
障害者 | 0名 |
健常者 | 0名 |
コースタイム:強羅(9:55)…鞍部(11:45-12:25)…明神ヶ岳(13:20-13:30)…最上寺(17:20) | 天候: 曇り後雨 |
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昨日は、すばらしい青空に恵まれたが、今日は厚い雲に被われている。何とか、昼過ぎまで雨が降らなければありがたいのだが。 箱根登山鉄道の車窓は、アジサイが満開だ。電車を1本遅れて到着したMさんを待って、強羅駅を出発する。昨年登った明星ヶ岳と、今日登る明神ヶ岳がよく見えている。 強羅駅から、昨年同様、宮城野橋まで車道を下る。その途中の歩道で財布を拾ってしまった。これから登山なので、帰ってから警察に届けることにする。 宮城野橋から左に折れ、道標に沿って登っていく。ふり返ると、早雲地獄がよく見える。歩いていると暑いが、さすがに都会のような暑さはなく、比較的涼しい。 登山道は、別荘地の脇を通り、竹林に入っていく。人が大勢歩いたせいだと思うが、深くえぐれている。篭抜け鳥のソウシチョウのにぎやかな声に、オオルリなどの日本の野鳥の声もかき消されそうだ。 登っていくと、次第に急登になってくる。岩場では、ロープなども張られているが、掴まる必要もなく、ぐいぐい登っていく。高度計を見ながら、そろそろ稜線の鞍部に着くはずだと思っていると、樹林の切れた展望の良さそうなところに飛び出した。晴れていたら、なかなかの展望だと思うが、今日は残念ながら展望はない。全員揃ったところで、昼食とする。雨に降られずに、昼食を取ることができて良かった。浅漬けのキュウリやなす、少し辛いイカ、凍らせてきたグレープフルーツなどが次々に回ってきて、おいしさに頬が緩む。重いものを持ち上げてきてくださり、ありがとうございます。 昼食後は、山頂に向けて登り始める。木々が密集してトンネルのような暗いところを通ったり、開けて明星ヶ岳方面がよく見えるところを通ったりしながら次第に登っていく。ノイバラやシモツケ、オオバギボウシなどがたくさん咲いている。 山頂が近づくにつれ、草原状のところに何度か出るが、もう完全に雲の中に入ってしまった。最上寺方面への下山道の分岐を過ぎて、さらに登ると、霧に包まれて何も見えない山頂に到着する。風も強く寒いので、早く下ろうという要望が出てきた。 雨が降っていたら、早くしたに降りられる宮城野温泉方面に下ろうと思ったが、最上寺を見たいという意見もあり、まだ雨は降りだしていないため、予定どおり最上寺に下ることにする。 来た道を分岐まで戻り、下山路に入る。沢の音がし始めると、明神水に到着する。喉を潤して、さらに下る。防火帯を下る頃には、ポツポツと雨が降りだしてきた。この付近は、シモツケやオオバギボウシがたくさん咲いて、なかなか良いところだ。オカトラノオも咲いていた。 神明水に着いた頃、雨がかなり降りだしたので、雨具を付ける。ここから、何度か林道を横切る、長い下山道となる。岩混じりの歩きにくい道が続き、Mさんはなかなか大変だったが、お父さんと一緒にがんばって下っている。 そして、ようやく最上寺に到着した。永平寺などと同じ年代にできたというこのお寺は、非常に大きなお寺だ。赤い大きな下駄があったが、雨のため、カメラをしまってあるので、写真は撮れなかった。 最上寺でトイレを済ませ、道了尊のバス停に向かう。残念ながら、17時20分に最後のバスが行ってしまったため、タクシーを呼んで、大雄山駅に向かう。 雨の中の長い下り、お疲れさまでした。 記:網干 |