黒斑山山行報告 |
NO. |
日付 |
山名 |
参加者 |
会員 | 障害者 | 2名 |
健常者 | 11名 |
1 |
平成23年2月11日〜12日 | 黒斑山 | 合計 16名 | 会員外 (賛助員含む) |
障害者 | 0名 |
健常者 | 0名 |
コースタイム: 2/11 高峰マウンテンロッジ(13:30頃)…中コース下見&雪上訓練… 高峰マウンテンロッジ(16:00頃) 2/12 高峰マウンテンロッジ(8:20)…表コース分岐(10:10-10:25)… 黒斑山(11:00-11:30)…高峰マウンテンロッジ(12:35) |
天候: 2/11 曇り一時雪、 2/12 曇り時々晴れ時々雪 |
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★2月11日 しかし、あさま2000のスキー場は、それほどの降雪もなく、視界もまずまずだった。 高峰マウンテンロッジの宿泊手続きを済ませ、空身で明日登る黒斑山方面の下見に行くことにする。地図では、車坂峠から道があるようなので、峠に行こうと車道を歩いていたが、すぐ右側に赤テープが付いているのを見つける。赤テープを探すと、黒斑山方面に続いているようなので、車道から離れて、登山道の方へ移動する。しかし、ここにはトレースがないので、ワカンを付けていても腰くらいまで潜る。前のほうの数人は、がんばって道を付ける。 しかし、赤テープのところに来たら、雪が積もっているがトレースがあり、ラッセルの必要はなくなった。 赤テープを頼りに登っていくと、車坂峠からの道と合流する。この道は中コースだ。さらに少し登ると、開けたところにでる。右側に向かってちょうど良い斜面があったので、ここで滑落停止などの練習をすることにする。滑落停止をしたあとは、キックステップで斜面を上がる。その後は、前転をしてから、滑落停止をする練習もした。 訓練というよりは、楽しく練習をして、来た道を引き返す。ロッジの手前にあった、シカのモニュメントをさわってみたら、金属製なので、登ろうとしたが、一人では高くて登ることができなかった。それで、何人かで力を合わせて、上に押し上げ、何人かが背に乗ることができた。良い大人が、すっかりはしゃいで楽しんでいた。 テント組の5人と別れ、11人はロッジに泊まる。ロッジ組は、暖房のよく効いた部屋で、少し汗ばみながらもぐっすりと眠ることができた。テント組も、おいしい鍋料理を食べ、暖かく眠れたようだ。 ★2月12日 昨日はワカンを履いて登ったが、トレースができていることが分かり、夜の積雪もそれほどないようなので、ワカンは置いていくことにする。ただ、雪が締まっている可能性が高いので、ロッジからアイゼンを着けていくことにする。 上空には青空が広がり、ロッジの横から篭ノ登山と水ノ塔山が見えていた。周囲の樹氷もとてもきれいだ。 8時20分に出発する。昨日のトレースを使って順調に登っていく。新しい積雪は、10センチから15センチほどだ。昨日、滑落停止をしたところを過ぎ、樹林帯へと入っていく。時折、木々に積もった雪が、ばさっと落ちてくる。雲の縁は、彩雲となっていて、美しい。樹林が切れたところからは、うっすらと雲がかかった水ノ塔山が見えた。スキー場の左には、高峰山も見えている。まずまずの天気だが、黒斑山方面は、雲の中だった。 時折、雪の降る中を登り、表コースとの分岐に到着する。目の前には、外輪山の火口壁が見え、うっすらと見えた山は、剣ヶ峰のようだった。ここからトーミの頭までは、ちょっとした岩場となる。積雪が少ないので、アイゼンを岩に引っかけないように、注意して登る。 トーミの頭から左に折れ、樹林帯を登っていくと、黒斑山の山頂に到着した。山頂の表示板のすぐ向こうは、断崖絶壁のようだ。標識の向こうに行かないように注意を即して、みんなで写真を撮る。 山頂を後に、樹林帯を下り、トーミの頭から岩場を注意して下る。私とTNさんはアイゼンを外して下ることにする。 少し、傾斜のあるところでは、シリセードで下る。登りは時間がかかったが、下りはあっというまだ。車道に出て、ロッジに到着する。テント組の人たちは、Hさんの車で、車坂峠にある温泉に入りにいった。私たちは、スキー場のレストランで昼食を取り、タクシーが迎えに来る時間を待つことにする。 車で帰るHさんたちを見送り、15時過ぎに来たタクシーに乗り込んで、小諸高原の高速バス停に向かう。高速バスは、連休の中日のせいか、渋滞もほとんどなく、順調に池袋に到着した。 雪山初経験の方もいましたが、みんなで山頂に立つことができ、いろいろ楽しむことのできた2日間だったのではないかと思います。みなさまのご協力に感謝いたします。ありがとうございました。 記:網干 |