帯那山山行報告
NO.
日付
山名
参加者
会員 障害者
2名
健常者
4名
1
平成23年2月24日 帯那山 合計 7名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
1名
  コースタイム:帯那山登山口(10:45)…帯那山(12:05-12:50)…
         奥帯那山(13:05-13:10)…帯那山登山口(14:05)
天候:
曇り一時雨

 昨日のすばらしい天気とうって変わって、千葉の自宅を出る時は、小雨が降っていた。晴れていれば富士山方面がよく見える帯那山だけに、快晴に恵まれて欲しかったが、天気だけはどうしようもない。

 自身事故があって遅れるといわれた京王線も、1本速い電車に乗れたこともあり、予定よりも早く高尾駅に着いた。高尾駅で、Mさんと合流し、初参加となるTさんとも合流できた。Aさんも途中で合流し、山梨市駅からタクシーで帯那山登山口まで入る。

 登山口に着いた時は、少しポツポツと雨が降っていたが、雨具を付けず、自己紹介をして歩きはじめる。

 雨もすぐに止み、かなり明るくなってきた。登山道は、非常に広くて、危険な場所は全くない。ただ、雪が10センチくらい積もっているので、滑って転ばないように、注意して登っていく。初参加のTさんもサポートをしてくださる。

 時折、日が差し込み、わずかだが青空も見られるようになってきた。このまま晴れてもらえるとうれしいのだが、なかなかそうもいかないようだ。

 舗装された車道を超え、もう一度、山頂直下で車道を横切ると、急なコンクリートの道を登るようになる。少し凍っていて、滑りやすいので、帰りは注意が必要だ。

 少し登ると、山頂の草原が見えた。広場のようになっているアヤメ群生地を過ぎると、東屋の建つ山頂に到着する。南側が草原状となっているので、晴れたら富士山がよく見えると思うが、今日は残念ながら雲に隠れて、全く見ることができない。

 東屋でゆっくりと昼食を取る。パイナップルやイチゴが振る舞われて、とても贅沢な昼食タイムとなった。Kさん、Mさん、ありがとうございます。

 昼食後、山頂で集合写真を撮ろうと、山頂に向かう。山頂では、かなり間近にヤドリギがあったので、近づきたかったが、柵があったので、それ以上はいけなかった。ところが、後をふり向くと、梢に大きめの鳥が止まっている。双眼鏡を持っていなかったが、頭の形や大きさから、レンジャクであることが分かった。秋ヶ瀬などで見たことはあるが、山で見たことがなかったので、びっくり仰天で、集合写真を撮ることも忘れて、レンジャクの写真を撮りまくった。帰ってきて写真をよく見たら、キレンジャクだった。

 キレンジャクに会えて、とてもラッキーだったが、雨も降りだしてきて、寒くなってきたので、予定していた奥帯那山に向かう。途中、シカの足跡に沿って、雪が付いて滑りやすいところを歩いたが、尾根通しに行った方が安全だったようだ。

 奥帯那山には、二等三角点があった。ただ、展望は全くなく、みんなで冗談を言いながら、引き返してきた。

 登りはじめは暑かったが、稜線付近は、風もあり、かなり寒いので、帯那山に戻っても、休まずそのまま下り続けた。お昼の時にいたキレンジャクはもういなかった。

 タクシーの迎えを15時にお願いしていたが、電話を入れて14時30分に変更してもらった。

 急なコンクリートの下りを慎重に下り、安全な道をどんどん下っていく。AAコンビは、登りも下りも、絶口調だ。とぎれることなく、話が続いている。意味のある話かどうかは?ですが?

 下るペースが速いため、もっと早くタクシーに来てもらえば良かったかなと思ったが、14時5分に登山口に到着すると同時に、タクシーも来てくれた。

 今回は、天気があまりよくなくて、展望が全くありませんでしたが、キレンジャクに出会え、下ってくる途中では、ミヤマホオジロにも出会えました。いつか、アヤメの咲く頃に、もう一度来てみたい山でした。

記:網干

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