第27回ふれあいハイキング(常陸風土記の丘)報告
NO.
日付
場所
参加者
会員 障害者
0名
健常者
6名
1
平成23年5月7日 常陸風土記の丘 合計 6名 会員外
(賛助員含む)
障害者
0名
健常者
0名
  コースタイム:石岡駅(9:15)…国分寺跡(9:30-9:40)…国分尼寺跡(9:55-10:00)
         …恋瀬川(11:00)…昼食(11:20-11:45)…常陸風土記の丘
         (12:20-13:15)…村上バス停(13:35)
天候:
曇り一時霧雨

 関東南岸を低気圧が通るため、雨の心配があったが、途中で霧雨があった程度で、ほとんど降られずに歩くことができた。

 石岡駅で、風土記の丘のパンフレットなどをもらい出発する。

 まずは、常陸国分寺跡に向かう。石岡は、常陸国の国府のあった場所で、旧跡や史跡が多く点在する。天平勝宝4年に建立された常陸国分寺には、都々逸坊扇歌堂などもあった。門から入ってすぐにある大銀杏もすばらしい。

 次は、国分尼寺跡に向かう。国分尼寺跡は、ほとんどの県で残っていないのだが、現在も残っている石岡の国分尼寺跡は、極めて貴重だという。広い草原で子どもたちが遊び回るには、最適の場所で、どこに何があったのかは分からないが、貴重なところを訪ねることができて良かった。

 次は、陣屋門に向かう。府中中学校の校庭の中にあるのだが、立派な門だった。

 陣屋門を出ると、きれいに整備された端正な住宅街を抜ける。そして、入口に門のある常陸国総社宮に入る。両側の石灯籠は、地震の影響で倒れたようで、半分以上が台座だけになっていた。ここに来る途中にあったお墓も、倒れてしまったものをいくつかみつけた。

 総社宮では、結婚式が行われていた。若い女性の御子さんがいたので、こちらの女性2人と男性2人が写真を一緒に撮らせていただく。この写真は、あとで送って欲しいとか。

 ここからは、車道などを通って、恋瀬川に向かう。恋瀬川のサイクリング道路を歩くが、残念ながら筑波山は見えなかった。途中で霧雨が降ってきたが、すぐに止んだ。まだ、11時過ぎだが、おなかが空いたので、昼食とする。Tさんは、ヨモギなどを取っている。私は、ヤマトシジミという蝶の写真を撮ったり、集合写真を撮ったりする。

 さらに恋瀬川沿いに歩く。水田には、水が張られ、田植えが終わった田んぼもあった。オオヨシキリやモズ、ホオジロ、ヒバリなどの声を聞きながら、恋瀬川をあとに、常陸風土記の丘に向かう。風土記の丘の有料施設には入らず、金山池周辺を歩いた。フジが美しい。青だけでなく、白やピンクのものもあった。また、ボタン桜の花びらが地面に落ち、一面をピンクに染めている。しだれ桜は終わっていたが、満開の時は見事だろう。古代ハスの大賀ハスは、今は枯れた状態だが、夏にはきれいな花を咲かせてくれそうだ。

 日本一大きいという獅子頭展望台は、地震の影響でゆがんだのか、入ることができなかった。会津の古民家は、江戸時代の家を復元したものだそうだ。Yさんが、「なつかしいな〜」としみじみ言っていたのが印象的だった。

 風土記の丘を出て、石岡駅に向かうバスに乗ろうとしたが、土曜日は運行していないようなので、村上のバス停まで歩いていくことにする。バス停までの地図がないので、無事に付けるか不安だったが、間違えることもなく、一発でたどり着いた。

 当法人の事業は、山や自然を楽しむことが多いのですが、今回は歴史散歩でした。自然豊かな石岡も楽しめ、遠くまで来たかいがあった一日でした。

記:網干

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