実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 5名 | 健常者 | 7名 |
平成23年10月2日 | 鷹ノ巣山 | 合計 14名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 2名 |
コースタイム:東日原バス停(9:15)…稲村岩(10:25-10:35)…鷹ノ巣山(13:00-13:45)… 峰谷バス停(16:15) |
天気:曇り | ||||||
東日原でバスを降り、自己紹介のあと、歩きはじめる。どんよりと雲がたれ込めていて、もしかしたら雨が落ちてくるかも知れないような空模様だ。正面には、稲村岩が鋭く立ち上がって見えている。これから日原川を渡り、稲村岩の右手から回り込むように歩き、稲村岩から続く稲村岩尾根に上がることになる。
車道から日原川に架かる橋に向かうが、左側が切れていて、踏み外さないよう、要注意の場所だ。橋の上から見る日原川は、澄んだきれいな水が流れている。
橋からは、いきなり急登になる。その後、斜面をジグザグに登り、沢の左岸側をトラバースするようになる。沢が近づいてくると、今度は左岸、右岸と3回ほど渡り返す。橋が架かっていたり、渡渉気味に渡ったりするところがある。
沢から離れ、急登をがんばると、稲村岩尾根に出る。ここから、稲村岩のピーク方面に行く指導標があったが、しっかりとした登山道なのだろうか? どちらにしても、私たちは、鷹ノ巣山方面に向かう。
ここまで休憩なしで来たので、かなり良いペースで上がれた。今日は、帰りのバスに遅れると、数少ないタクシーを呼び、何度か往復することになる可能性があるため、休憩を少な目にして、早め早めの行動を心がけたい。
尾根に上がってからは、ところどころ急なところもあるが、全体的に傾斜が落ちて、快適な登りとなる。登るにつれ、霧の中に入るようになる。後に青空が見えてきたと思ったとたんに、ポツポツと雨が落ちてきた。しかし、この雨は時々ポツポツと落ちる程度で、連続して降る雨ではなかった。
今回は、Yさんが体調が良くないようで、少し遅れたが、13時に山頂に到着した。Pさんが、少し早く山頂に行き、お汁粉を作っていてくださった。先月、結婚したYOさんのお祝いにと、Pさんが準備してくださったものだ。他のみんなもご唱和に預かり、おいしくいただく。
YOさんは、先月が誕生日でもあり、ケーキ帽子をかぶって、山頂での集合写真に収まった。
山頂から、七ッ石山方面への縦走路を少し歩くと鷹ノ巣山避難小屋に到着する。トイレもある立派な避難小屋だ。
避難小屋からは、水場を通り過ぎて、浅間尾根を下る。ここは、なだらかな道で、全体的にとても歩きやすい道だ。木々の葉は、緑色が少し薄くなり、初夏のような柔らかな緑だ。紅葉に向けて、緑色が落ち始めているのだろう。霧の中に溶け込んで、幻想的な風景を作っている。
浅間神社を通り過ぎて、尾根から外れると、民家の屋根が見えてくる。車道に出て、しばらく歩いたあと、再度、山道に入って下る。そろそろバスの時間が心配になってくる。再度車道に出てからは、ハイスピード歩行で飛ばす。今回、初参加のTさんは、歩くのが得意だそうで、トップに立ってペースをあげる。
先頭が発車5分前にバス停に着いたが、後のメンバーが心配で、ザックを置いてTさんと迎えに行く。道に迷って遅くなっていたようだが、合流してからは走ってもらい、1分遅れくらいでバスに乗り込むことができた。バスの運転手さんと、後に乗っていた男性に申し訳ないことをしたが、おかげで助かった。
バスは、奥多摩湖の畔を走り、奥多摩駅へと向かった。サポート不足の応援に参加していただいたみなさまに、心から感謝申しあげます。 記:網干 |
鷹ノ巣山山行報告