実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 3名 | 健常者 | 8名 |
平成23年11月6日 | 杓子山 | 合計 11名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 0名 |
コースタイム:不動ノ湯(9:35)…ゲート(10:10-10:15)…大権首峠(おおざすとうげ)(10:55-11:05) …杓子山(11:55-12:25)…子ノ神(13:05-13:10)…立ノ塚峠(14:55-15:00)… 田辺養鶏場(15:50) |
天気:曇り一時雨 | ||||||
天気予報は、雨時々曇りだったが、高速バスを予約しているため、中止することが難しく、実施することにした。ただ、雨雲の様子をネットで見ると、雨の降っていない場所もあり、ところどころ雨が降っている状況なので、雨が降っても長い時間降ることはないだろうと思っていた。
明け方、千葉はかなり雨が降っていたが、家を出る頃には止んでいた。富士山駅に着くと、厚い雲に被われて、富士山は見えなかったが、雨は降っていなかった。ここからタクシーで、ゲートまで行ってもらおうと思っていたが、道路が荒れているということで、タクシーは不動ノ湯までしか行ってくれなかった。
歩行時間が30分増えてしまったが、予定どおり行くことにする。紅葉は、山の麓付近がピークのようだ。紅葉を楽しみながら歩く。
ゲートで休憩し、幅の広い林道のような道を登っていく。大権首峠までは、ずっと林道だった。大権首峠からは、忍野村方面がよく見える。マウント富士のホテルも見えていた。
峠からは急登が始まる。しかし、登山道は特に悪いところもなく、順調に高度を稼ぐ。最後にロープの張られた急な斜面を登ると、山頂に飛び出した。山頂からは、雲の間から富士山の山腹が見えていたが、山頂は見えなかった。それでも、紅葉したふもとの風景が広がり、山中湖も見えていた。
山頂に着くと、ポツポツと雨が降りだした。しかし、それ以上、強くなることもなく、時々ポツポツくる程度でカッパを着る必要もない。
山頂を後にして、鹿留山方面に向かう。下りだと思っていたら、鹿留山手前の子ノ神の方が、杓子山より僅かに高かった。
子ノ神からは、あとは下るだけだと思ったが、急な岩場が連続している。こういうところが苦手なSさんが、お父さんのサポートでがんばって下っている。視覚障害者のMさんは、Yさんのサポートで順調に下ってくる。
かなり時間がかかったが、厳しい下りもようやく終わり、登山道も歩きやすくなってきた。ただ、内野発の予定のバスには間に合わないため、タクシーを呼ぶことにする。
紅葉を楽しみながら下っていくと、立ノ塚峠に到着した。ここからは、昭文社の地図には、林道のように書かれているが、幅は広いものの、岩の多いごつごつした道が続いている。時折、ハッとするほど美しく色づいたモミジなどが現れる。
車道に出て、内野に向けて歩いていると、養鶏場が現れた。先頭グループがバス停の場所を聞いているが、どうせならここまでタクシーに入ってもらうことにする。タクシーを待つ間、養鶏場の方が、取れたばかりの卵を振る舞ってくださった。甘みのあるおいしい卵だった。
タクシーで富士山駅まで行き、高速バスに乗車して新宿に向かった。雨を覚悟していたが、青空がのぞいた一時もあり、予想外の天気に恵まれて、秋の一日を楽しむことができました。
記:網干 |
杓子山山行報告