実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 7名 | 健常者 | 9名 |
平成23年12月4日 | 鹿倉山 | 合計 17名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 1名 |
コースタイム:深山橋(9:30)…大寺山(11:00-11:10)…1,140mピーク(11:55-12:20)… 鹿倉山(13:25-13:40)…大丹波峠(14:40-14:45)…マリコ橋(15:35)… 丹波役場前(15:50) |
天気:快晴 | ||||||
前回の岩本山は4人だけの参加だったが、今回は17人と大幅に増えてにぎやかな山行になった。しかも、天気は最高で、電車の中から昨日の雪に染まった富士山がきれいに見えた。
奥多摩駅では、トイレに行く時間がないのに行った人がいて、先頭のバスが出発してから後のバスに飛び込んできて間に合った。
今回、計画では丹波から登る予定だったが、予定のバスが鴨沢西までしか行かないことを、Fさんが調べて教えてくれたおかげで、逆コースから登ることに変更したが、これが大正解だった。当初予定していたコースだと、急なところが下りになるので、相当時間がかかってしまったと思われる。しかし、急なところが登りになったため、予定よりも早く降りられることになった。Fさんに感謝です。
バスを深山橋で降り、自己紹介をする。今回は、Tさんが初参加だ。Tさんは岡山出身で、岡山のこまくさハイキングクラブに所属していて、視覚障害者の人たちと登山をしていたそうだ。サポート経験があるので、心強い限りだ。
深山橋を渡って大寺山への登山口に行く。道路の反対側にあったトイレで用を足し、急な登山道に入っていく。
登山道はいきなり急登だが、高度はぐんぐん稼げる。この付近は、まだ紅葉していて、時折きれいに色づいたカエデなどが見られた。尾根に上がると少し傾斜が落ちるが、まだまだ登りが続く。左右が切れた痩せ尾根もあり、気が抜けない。しかし、葉を落とした木々の向こうにいろんな山が見える。左手には三頭山が見え、その左奥には御前山が見えている。奥多摩湖も見えていた。
最後の急登をがんばると、真っ白な仏舎利が異様な大寺山に着く。金色の大仏さんが四方にある立派すぎる巨大な仏舎利だ。
ここで休憩して、先を急ぐ。ここからは、切れたような危険な場所はほとんどなくなった。雑木林があり、白樺の多い林があり、カラマツ林もあって、なかなか変化に富んでいる。右手には、鷹ノ巣山から七ッ石山への石尾根がよく見え、雲取山も見えていた。その左手には飛龍山もよく見えている。右側には、三頭山の他にも、奈良倉山や鶴寝山、さらに大菩薩嶺も見えている。そんな展望を楽しみながら、小さなピークで昼食タイムとした。そこで、頭を少しだけ出した富士山を見つけることができた。太陽の光を受け、テカテカと光り輝いていた。Yさんが、枯れた木の枝に、きれいな黄緑色のウスタビガの繭を見つけてくれた。
昼食後も、緩やかな登りが続くが、ほどなく鹿倉山の山頂に到着した。西側の展望があると昭文社の地図に書かれていたが、ほんのわずかに大菩薩嶺と富士山が見える程度だった。それでも、葉を落とした木々の間から、鶏冠山やその向こうに奥秩父の山々が見えていた。
山頂からの下りも危険なところはなく、比較的緩やかだった。尾根を外れて、林道のようなところを歩き、大丹波峠に着く。ここで、丹波側か川久保側か、どちらに下るか判断することにしていたが、時間に余裕がありそうなので、丹波側に下ることにする。順調に下れば、16時30分発のバスに間に合う。遅れると18時21分発だが、川久保側は17時32分発。少し心配もあったが、丹波側に下ることにする。
量は少なかったが、山中で拾ったごみを捨てさせていただき、16時32分発のバスに乗り込んだ。すると、バスの中でHさんに出会った。六つ星山の会のGさんもいるではないか。下見で、大菩薩峠を越えてきたらしい。せっかくだったので、拝島で懇親会を開いて家路につきました。
記:網干 |
鹿倉山山行報告