実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 1名 | 健常者 | 6名 |
平成24年3月25日 | 北高尾山稜 | 合計 8名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 1名 |
コースタイム:日影(9:00)…景信山分岐(9:55-10:10)…関場峠(11:30-12:00)…夕やけ小やけ ふれあいの里分岐(13:10)…小下沢林道分岐(13:50)…杉沢の頭(14:45-14:50) …城山(15:40-15:50)…城山駐車場(16:25)…霊園前(16:45) |
天気:晴れ | ||||||
金曜日、土曜日と続いた雨が上がり、今日は良い天気に恵まれた。昨年、計画した北高尾山稜が、関場峠から下りることになったため、峠から八王子の城山まで歩いて、山稜の縦走を完了させたいと思い、今回計画した。
日影でバスを降り、少し日影沢林道を見に行くが、まだアズマイチゲの花が下を向いてたれている程度で、ほとんど花がなかった。
すぐに戻り、小下沢に向かう。梅林の梅はまだ3分咲き程度だった。関場峠まで1時間40分かかる長い林道なので、花を探しながら歩く。道端にカメラを向けている人がいたので、レンズの先を見ると小さなアオイスミレが咲いていた。景信山方面に登る登山道と北高尾山稜に登る登山道と、四差路になった分岐の水場には、お目当てのハナネコノメが咲いていた。開花してから数日たって旬を少し過ぎている花だったが、近づいてみるとやはり雄しべの赤が美しい。近くにはユリワサビも咲いていた。子どもたちは、靴を脱いで沢に入って遊んでいる。
長い林道は、Y君にとってかなり退屈だったようで、落ちている木の枝を持ち歩いてなかなか歩かない。この調子では、最後まで歩けないかも知れないなと思い、エスケープルートも考えておく。林道脇の沢に下りてみると、まだこれから咲こうとしているハナネコノメがたくさんあった。
ようやく空が近づき、林道が終わって、関場峠に上がった。子どもたちはシャリバテ気味なのではないかと思い、ここで昼食タイムにする。天気はとても良いが、ここは風が強く、じっとしていると寒いので、上着を着る。
昼食後、子どもたちは一気に元気になった。非常にアップダウンの多いコースだが、子どもたちは元気に登る。下りは、危険なため、手をつないで下る。葉を落とした木々の向こうには、大岳山がよく見える。その左手にあるのは、御前山だろうか? 尾根に上がって展望が良くなってきた。
黒ドッケと呼ばれる夕やけ小やけふれあいの里分岐を過ぎ、徐々に下っていく。ピークを越えると、またその次ぎに小さなピークが現れることの繰り返し。やっぱりCコースだという声が聞こえる。しかし、子どもたちは、林道での心配が嘘のように至って元気だ。大人が付いていくのに骨が折れるくらいのハイペース。将来が楽しみな子どもたちだ。
途中で、PさんがY君に、昔あのねのねが歌っていた「でんでん虫の唄」を教えている。歌の好きなY君なので、すぐに覚えるだろう。
小下沢に下りる分岐があったが、もうエスケープの必要はないので、予定どおりのコースを進む。ただ、アップダウンが多いので、大人の方が心配になるくらいだった。
左に林道を見て、ピークに登る。さらに下って、また登る。杉沢の頭に15時前に到着。予定時間良し少し早い。次の富士見台からは、真っ白に輝く富士山が見えた。ここで大きく左に折れ、城山へと向かう。
トラバース気味の道が多く、子どもたちと手をつないで、慎重に通過する。城山の手前に、手漕ぎポンプがあった。子どもたちは、こんなポンプを見るのははじめてではないだろうか? 一所懸命に漕いで、おいしい水を出していた。
城山からは、すばらしい展望が広がる。新宿副都心の高層ビル群の左手には東京スカイツリーも見えた。城山までは多くのハイカーが来るので、道は広く、良く整備されている。最後の階段を下りると、駐車場があった。ここから車道を歩いて、霊園前のバス停に向かう。
子どもたちは、林道ではグズグズしていたけど、山道になったらすごく元気になって、最後までがんばりました。シャリバテも少しあると思いますが、単調な歩きに、飽きたのでしょう。ただ、さすがに最後は、疲れたとKちゃんが言っていたのが印象的でした。
記:網干 |
北高尾山稜山行報告