実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 3名 | 健常者 | 6名 |
平成24年9月22日 | 小野子山・十二ヶ岳 | 合計 10名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 1名 |
コースタイム:小野子山登山口(8:35)…小野子山(10:10-10:30)…中ノ岳(11:45-11:55)… 十二ヶ岳(12:40-13:10)…十二ヶ岳登山口P(14:25) |
天気:曇り一時晴れ | ||||||
今年度は新幹線で行く山が多いが、今回も新幹線を使っての山旅となった。
吾妻線の金島駅で下車し、タクシーで小野子山の登山口まで行く。ここからしばらく急坂の林道を登る。林道はさらに急坂となり、登山道へと続いていた。登山道に入ると、さらに急登となり、ぐんぐん高度を稼ぐ。
しばらく登っていくと、トリカブトやシロヨメナなどの群生地となる。サラシナショウマも咲いていた。尾根に飛び出したところで小休止。そこから少し行ったところに、天然記念物のゴヨウツツジへの道を分ける。PさんとYさんが見に行く。
すぐに合流して、一見の価値があるという。ただ、往復する時間が惜しいこともあり、そのまま進むと、すぐ下にゴヨウツツジが見えるようになった。いちか花の咲く時期に、また訪れてみたいものだ。
フシグロセンノウやアザミの仲間が咲く登山道を登っていくと、小野子山の山頂に飛び出した。樹林に被われた山頂だが、南側や北側が切れていて、展望が得られる。しかし、今日は雲に被われていてほとんど見ることができなかった。それでも、南側の雲が切れて、時折、麓が見える。
小野子山からは、急降下していく。下りきった高山村へ下山する道との分岐までは、昭文社の地図で10分となっているが、とても無理なようだ。私たちは30分ほどかかった。
分岐からは、今度は急登となる。ふり返ると木々の間から登ってきた小野子山が見える。中ノ岳到着が11時45分なので、昼食時だが、十二ヶ岳の方が展望がよいので、少し休憩をしてすぐに出発する。
この下りも少し下ってから、また急斜面となる。小野上温泉駅への分岐点を過ぎ、少し行くと、男坂と女坂の分岐となる。当初はサポート体制に余裕がなかったので、女坂にしようと考えていたが、少し余裕が出たので、メンバーの状況や意見を聞き、男坂に挑戦することにする。
さすがに男坂は、今日一番の急斜面となる。ロープが張られ、上部は岩場となる。しかし、先頭に行った人たちはぐんぐん登って見えなくなった。後も、順調に登って、無事に十二ヶ岳の山頂に到着する。この山頂は、今回、最も展望の良いところ。日差しが出てきて、遮るものもなく、ちょっと暑いくらいだったが、待望の昼食タイムとする。我々の他に、2パーティーほどが休憩していた。
十二ヶ岳は非常に展望のよい山で、視界がよいと槍ヶ岳まで見えるらしい。せめて谷川連峰を見たいと思ったが、今日は遠くの展望は得られなかった。それでも、登ってきた小野子山と中ノ岳、それにPさん思いでの子持山が見えた。
山頂で後ずさりをしたKさんが転んで落ちかけてヒヤリとしたが、事なきを得てみんなで写真を撮る。十二ヶ岳からの下りもやはり急降下となる。今回は、登りも下りも急登、急降下の連続で、なかなか厳しいが変化があって、おもしろい山だった。
予約していたタクシーの時間に30分ほど遅れたが、待っていてくれたタクシーに乗り込んで、小野上温泉に向かう。温泉で汗を流し、さっぱりして帰宅の途についた。
記:網干 |
小野子三山山行報告