第35回ふれあいハイキング(江ノ島・片瀬古道・神光寺古墳)報告
実施日 場所 参加者 会員 障害者 4名 健常者 14名
平成26年2月2日 江ノ島・片瀬古道・神光寺古墳 合計 20名 会員外 障害者 0名 健常者 2名
コースタイム:江ノ島駅(9:25)…江ノ島(9:50-10:25)…龍口寺(11:00)…新林公園(12:15-13:30)
        …神光寺古墳(14:00-14:10)…藤沢駅(14:30)
天気:曇り一時雨

 今回は、江ノ島から大山詣での帰りに弁財天に立ち寄る人たちが利用したという片瀬古道と神光寺古墳のハイキングとして計画しようとしたが、せっかく江ノ島まで行くのなら、江ノ島にも立ち寄り、江ノ電にも乗ろうと思って、企画した。

 

 ちょっと古風な趣のある江ノ電で藤沢から江ノ島に向かう。江ノ島の駅前で自己紹介をして出発する。江ノ島につながる橋の手前にあった石碑の前で記念写真を撮る。

 

 相模湾にはヨットがいくつも浮かんでいた。商店街を抜け、鳥居をくぐる。さらに、茅の輪をくぐって、罪穢れを祓い清めてお参りするように書かれているが、茅の輪をくぐったぐらいでは、これまでの悪行の数々が清まるわけがないというご意見が。確かにそうかもしれない。

 

 ここで戻ろうと思っていたが、せっかく来たのだからもっと奥まで行こうと言うことになり、岩壁の見えるところまで行く。広場には、すでに河津桜が咲き始めていた。

 

 鳥居まで戻った頃、雨がぽつぽつ降り始めた。このあとは、弱い雨が降ったり止んだりの天気となった。

 

 来た道を引き返し、龍口寺に行く。ここは、鎌倉時代に龍ノ口刑場があり、日蓮が処刑されそうになったところらしい。ここから、駅前の道に戻って、古道を行くことになる。常立寺を過ぎると道が分かりにくく、とりあえず諏訪神社の脇を通るので、諏訪神社を探すことになる。ガソリンスタンドの方に聞いて教えてもらったが、今回は、古道を歩くことが目的なので、大通りを行って良いものかどうか分からなかったが、諏訪神社のところから古道になっているので、間違いなかった。

 

 弁財天の道標や庚申供養塔が所々にある。江戸時代の人たちは、藤沢宿からこの道標を目印に江ノ島に向かったのだろう。

 

 大通りを過ぎると、馬喰橋(うまくらいばし)に着く。何のことはない橋だが、この橋も伝説の残る橋のようだ。古道の面影はこの付近までで、ミネベアの社宅を右に曲がって新林公園に着く。みんなおなかをすかせていて、やっと食べ物にありついたという顔をしている。とにかく、空腹を満たして満足した。

 

 昼食後は、公園内のバードウォッチングのできる池に向かう。池に着いた時、カワセミが飛んで行くのが見えた。その後は、見えるという人もいたが、残念ながら探せなかった。さらに古民家の方に歩いていると、タイワンリスが何匹も出てきた。本来ここにいるべき動物でないので、生態系を乱すことになるが、すっかり我が物顔でえさを探していた。古民家では、管理している方からいろいろと教えていただいた。

 

 最後は、神光寺古墳群だ。古墳を見てコーフンしないように、注意しなければならない。ここは、珍しく、横穴式の古墳だった。洞窟のような古墳の中に何かあるのか確かめるため、最年長のNさんも3メートルほど登ってみていた。まだまだ若いですね。

 

 古墳を見たあとは、大通りを歩いて藤沢駅に向かった。

 

                                                                 記:網干