実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 2名 | 健常者 | 6名 |
平成25年4月21日 | 鳴神山 | 合計 8名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 0名 |
コースタイム:駒形登山口(10:05)・・・赤柴登山口(10:35)・・・鳴神山(12:05-12:40)・・・ 裏の肩(13:05)・・・コツナギ橋(14:15) |
天気:雨のち曇り | ||||||
昨晩から雨が降り始め、中止にするか判断に困ったが、天気予報を信じて、昼頃には雨が上がると読んで、予定通り実施した。ただ、計画していた木品登山口からのコースは沢筋のため滑りやすいことが懸念されるため、赤柴からのコースに変更した。これは大正解だった。雪の積もった沢筋は非常に危険だっただろうと思う。
駒形登山口の少し先までタクシーが入ってくれたので、よかったと思ったら、なんと引き返していこうとする。せっかく来たので、ここで下ろしてくださいと下ろしてもらうが、もう1台は引き返していき、メンバーは登り返してきた。
しばらく林道を歩き、沢沿いの道へと入っていく。少し歩くと雪が積もっている。今は小雨が降っているが、明け方は雪だったのだろう。ニリンソウも寒そうにつぼみを固く閉じている。沢沿いの道から小さな尾根上の道に変わる。ミソサザイが元気に鳴いている。
雨もやみ、裏の肩に到着する。ここは冷たい風の通り道のようでとにかく寒い。そのまま山頂に向けて登っていく。
少し登ると、きれいなピンクの花が見える。アカヤシオだ。あまり期待していなかっただけに得した気分になる。雪が積もって滑りやすい斜面を慎重に登りながらも、次第に増えてくるアカヤシオに歓声が上がる。アカヤシオのピンクと雪の白が織りなす彩りはすばらしい。山頂手前の見晴らしのよいところからは、赤城山がよく見えた。雨も完全に上がったようだ。
岩場を過ぎると展望のよい山頂に飛び出す。ここで昼食タイムだ。山頂の気温は5℃。山頂に温度計がある山も珍しいだろう。Kさんは、エスキモーのように羽毛服の帽子をかぶっている。雲海も広がり、雨上がりのすがすがしい展望を楽しみ、来た道を引き返す。
裏の肩からは鍋足方面への山道を下る。ここはほとんど植林帯で、スミレなども少なかったが、もう少し遅い時期に来ると、カッコソウが見られるようだ。次回の楽しみに取っておこう。
ミソサザイが飛んでいると思ったら、なんとコマドリだった。声は聞こえなかったが、ひさしぶりに姿を見られて感激だ。車道が近づく頃、念願のナルカミスミレと対面できた。子どもも高齢者も同じ目線で話す方が相手の顔がよくわかる。花も同じ、しっかり寝転んで、目線を合わせて写真を撮る。
予定より早く降りたので、タクシーが登ってくる方向に歩いて降りることにする。無事にタクシーと合流して桐生駅に向かった。
記:網干
《参加者の感想》 自分は、山に行き始めて13年になりますが、六星山の会で1回の、雨の山行、アルプで1回の、雨の山行。それだけ、雨に打たれる事が、少ないのですが、アルプは、10年を過ぎ、再び、そろそろ、雨の山行、来るかなと思ったらジンクス通り、家を出た時から雨ですし、桐生市は、寒く、残雪の山と言う感じでしたがアカヤシオが、たくさん咲いていて見事でした。 山頂の景色も1000mとは思えないほど素晴らしく、雲の上にいるように見えて、3000m級の景色と、錯覚するほどでした。 ミササザイ、オオルリ、カケス、ウグイスなどの声もさわやかな最高の一日でした。 記:M.Kさん
今日は桐生の名山、鳴神山にいった。 山頂へついてみると周り一面の雲海に囲まれる。ご近所の赤城山脈もだんだん姿を現してくる。しかし温度は低く、ダウンを着込んだらリーダーがまるでエスキモーみたいだといわれてしまった。 下山してるうちに晴れてきて青空も見えてきた。春の花と雪。自然はいろんな姿を見せてくれるからおもしろい。
一緒に歩くメンバーも愉快に陽気な人ばかり、お腹が痛くなるほど笑わせてくれる。リーダーは小さなすみれを撮るのに土の上に仰向けに寝そべりながら撮っている。そこまでしなくてもと思うが、その一生懸命さに心うたれる。なのでその姿を写真でとってみた。山の中では緑の芽がたくさん出てきていたが名前がわからない。雑草といってしまえば簡単だがTさんが天皇陛下が「雑草という草はないんですよ。どの草にも名前はあるんです。」っていってたわよと話してくれた。 山仲間っていいですね。またまたいろいろな発見をさせてもらえました。 |
鳴神山山行報告