実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 3名 | 健常者 | 10名 |
平成25年5月12日 | 秩父御岳山 | 合計 14名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 1名 |
コースタイム:登山口(10:20)・・・杉の峠(11:00-11:10)・・・秩父御岳山山頂(12:35-13:25)・・・ タツミチ分岐(13:55)・・・三峰口駅(15:25) |
天気:晴れ | ||||||
天気予報が当たり、雨は明け方で止み、秩父に着く頃には、すっかり青空が広がっていた。
舗装道路を歩くのがいやだから、三峰口駅からタクシーで強石まで行こうという話になる。しかし、タクシーは1台しかない。1台で3往復してもらうことになる。バスは急行しかないため、強石には止まらないそうだ。
登山口に全員集合して挨拶を始める。今日は、高1のY君が初参加だ。どうして山仲間アルプを知ったのか聞くと、塾の先生からのおすすめだったそうだ。若いときに、いろんなボランティアを体験した方が良いという先生の考えがあったらしい。Y君は、自然が好きで、東京よりも自然の豊かなところに住みたいという気持ちもあるらしい。
登山口から反対側を振り返ると、4つほどピークを持つ形の良い山があるが、地図には名前がない。その山に背を向けて、登山道を上り始める。植林帯の急坂だが、ところどころ新緑の美しい雑木林がある。登山口から40分ほどで杉の峠に着く。
杉の峠からも急登が続く。樹林の間から和名倉山が見える。さらに行くと、これから登る秩父御岳山が、ピラミダルに尖って佇んでいる。なかなか形の良い山だ。
山頂が近づくと、痩せ尾根となり、岩場となる。ロープが張られている。高所恐怖症のY君は、ゆっくりしたくない気持ちが強くて、ぐんぐん登っていく。Fさんのサポートは、Iさんが専念し、後ろをYOさんが見てくれている。
痩せ尾根を通過すると、下山コースに使うタツミチへの分岐に出る。そこからほんの少しで山頂だった。山頂には祠があり、展望がすばらしい。正面に両神山、その横には奥秩父の主脈が続く。三宝山、甲武信ヶ岳、木賊山、手前には大きな和名倉山がどっしりと構え、その左奥には、飛龍山と雲取山が見える。その左手前には白岩山。両神山の右奥には、遠く浅間山が見え、西上州の山々が続き、その奥に、谷川連峰や赤城山も見えている。
すばらしい展望を楽しみ、集合写真を撮って、山頂を後にし、昼食はタツミチと強石コースの分岐で取る。
タツミチ方面への道もやや急だが、強石からの道ほどではなく、こちらを下山コースにして正解だった。タツミチ分岐からは、直接三峰口駅に下るコースを取る。山腹には、藤の花がたくさん咲いていて、なかなかきれいだった。
最後に、Y君にFさんのサポートを体験してもらう。緊張したと思うけど、一所懸命にがんばっていた。
記:網干
《参加者の感想》 今日は埼玉県内の秩父御岳山へ。 新緑はまぶしく、おだやかな日差しがやわらかくてここち良かった。草木に光がさして、葉脈が見える。鳥の鳴き声もにぎやかだ。御嶽山は噂通りの急登。痩せ尾根はIさんがFさんをサポートしてくれた。後ろはしっかりとYOさんがガード。 山頂からはたくさんの山々が見えている。ギザギザした両神山。端正な形の雲取山。昨年登った甲武信岳もみえて感慨深いものを感じ、あの時の記憶が思い出される。遠くにはうっすら白い頂の谷川岳もみえた。 今回は高校一年生のYくんが初めて参加。高所恐怖症のようでぼく怖いんですといってたが、スピードは早い。やっと山から降りたときの笑顔が印象的だった。FさんがYくんにサポート方法を教えている。Yくんはやや緊張した面持ちだったが三峰口駅までFさんをサポートしていました。
先週の雪山とはうって違って、春満載の山行。緊張からときはな されて草木の匂いや鳥の声を聞きながらリラックスした気持ちで歩くことができました。登山の途中休むとき一本立てようというが、それは荷物が重くて下ろせないときに、木などを立てて、ザックの下に一本たてて休むということだとリーダーに教わった。 下山したところにマーガレットの花がたくさん咲いていた。IさんとKさんが「誕生日に」といってプレゼントしてくれた。リーダーからのおめでとうといってもらったアンドーナツも大変おいしかったです。いつになくうれしい誕生日になりました。 記:S.Kさん
Cコースと言う事もあって、けっこうな登りで、登山者が、少ないためか、登山道が、踏み固められて無いところもあるように感じました。途中、痩せおねや、岩登りの変化にとんだコースで、アルプ創立メンバーの2班の班長のNさんは、前に、後ろに目配りをして、班の体力、疲労度、視力を考慮して、的確なリーダーシップを発揮して、大変良く、みんな快適に歩いていました。 山頂の景色も良く、もう夏山だと感じた一日でした。 記:M.Kさん |
秩父御岳山山行報告