本仁田山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 7名 健常者 11名
平成25年11月17日 本仁田山 合計 21名 会員外 障害者 0名 健常者 3名
コースタイム:奥多摩駅(9:40)…安寺沢(10:30-10:40)…本仁田山(13:00-13:30)…
        コブタカ山(14:00)…大根ノ山ノ神(15:20)…鳩ノ巣駅(16:20)
天気:快晴

 今日の本仁田山は、何年ぶりかのリーダーとして参加する山行である。
 久々に20人を超える参加者で電車の中からにぎやかにおしゃべりの花が咲いていた。本仁田山は、奥多摩では、数少ないバスを使わなくても登山口にでられるアプローチの良い山である。駅で声出しをし、初参加の方の自己紹介があり、ストレッチを済ませて、3班に分かれて出発。

 

 駅から車道を避け、せせらぎの音を視障者の方達にも楽しんでもらおうとすぐ川沿いの遊歩道におりは、したものの黄色い声でそんなことは、どこ吹く風。古民家がぽつぽつとある林道を40分程歩きうっすらと汗ばんできたころ右側に本仁田山への標識があり、登山口に到着。身支度を整え10分ほど休憩をとり、出発。

 

 いきなり急登となって来た頃、後ろからあれは、御前山だよと声が飛ぶ。この先いくつかの山を教えてもらうことに成る。地図上では、近くにあることは、わかっていてもどの山の事かがどうもわからず、勉強不足を反省する。広葉樹の明るい尾根を上を見ると首がいたくなる程の急坂をしばらく登っていくと、少しづつ班のペースが乱れがちになってきたのでしばし休憩をとり、行動食や水を補給し、呼吸を整えた。ゆっくりしたペースで頂上に全員無事12:50分到着。遅めの昼食をとり、鳩ノ巣の駅へと下山。

 くぬぎやぶなの落ち葉が厚く登山道を覆い足元が落ち葉の影になり、その下にある根っこや石ころに足をとられる人もいた。そんな中でもおしゃべりは,止まることをしらない。

 

 秋の透きとおった空気・色づいた山並・仲間をきづかう声掛け・はちきれそうな笑顔、そんなすばらしい空気に囲まれている幸せな気分を十分に味わいながら、気が付くともう眼下に町が見え、あたりは、夕方の様相へと移っていた。

 

 リーダーとして参加して初めて下見からサポート体制など多くの人達の協力がなければなし得ない事を実感しました。参加して下さった皆様達に深く感謝です。ありがとうございました。

                                                              記:中村浩子

 

《参加者の感想》

 今日は東の空がオレンジ色に染まる中、新宿駅に向かう。新宿は登山者らしき人がたくさん、その中で顔なじみの仲間を探す。奥多摩へいくホリデー快速は満員。みんなどこの山にいくのだろう。

 

 本仁田山へは傾斜のきつい山道を九十九折しながら歩く。昔の作業道のように容赦なく傾斜がある。空気は冷たいが額から汗が出てくる。山頂で昼食。Tさんの美味しい煮物をいただけた。大勢で食べると美味しい。

 

 14:30頃、太陽が西に傾き、木と木の間から光線が同じ方向に放っている。この時期ならではの情景。この雰囲気、よいな~と思いながらやっぱりおしゃべりもかかさず、鳩の巣駅にむかう。今日もよくしゃべったし、よく笑って、よく歩きました。

 「みなさん~、こちらが~」って楽しませてくれたリーダー、お疲れ様でした。楽しい一日、ありがとうございました。

 

                                                              記:S.Kさん