実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 2名 | 健常者 | 16名 |
平成25年12月1日 | 大山(清掃登山) | 合計 20名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 2名 |
コースタイム:ヤビツ峠(10:00)…大山山頂(11:50-12:55)…下社(14:20-14:35)… |
天気:快晴 | ||||||
今日は、毎年恒例の清掃登山。丹沢の大山は、2006年にも清掃登山を実施しているが、山頂に非常にゴミが多かったこともあり、2回目の実施とした。
秦野駅のヤビツ峠行きバスは満員で、増便が出た。くねくね曲がる道を登って、ようやくバスはヤビツ峠に着いた。
ヤビツ峠で声出しをして登り始める。今日は素晴らしい天気だ。みんなゴミ袋とトングを持って、ゴミを探しながら登る。すでに紅葉は終わり、木々は葉を落としている。今日は比較的暖かく、日差しを浴びるととても暖かい。太陽が反射してまぶしい相模湾や大島が見え、伊豆半島の天城山方面も見えていた。
木々の間からは富士山も見えてきた。子どもたちは、一所懸命、ゴミを拾っている。たくさん拾うと何かもらえると思って、A君はがんばって拾う。今回は、4人の子どもが参加したが、子どもたちとの登山はとても楽しい。
途中、見晴らしの良いところがあり、富士山がよく見え、その右手には、南アルプスの聖岳、赤石岳、荒川岳の一部が見えていた。近くには、丹沢の主脈となる塔ノ岳や丹沢山がよく見えていた。さらに右手には、奥多摩の山々も見える。上空には、飛行機雲もできている。足下には、大きく伸びた霜柱がたくさん立っている。
ケーブルからの登山道を合流すると山頂は近い。人も大幅に増えてきた。山頂は、さらに人でごった返している。迷子にならないように、ついてきてくれ~と大声で言わないと、すぐに分からなくなりそうだ。
お昼を食べて、集合写真を撮った後は、山頂の裏側に回る。関東平野の一番奥に筑波山も見えている。さらに回り込むと、富士山がよく見えるところに出る。丹沢の山々や、奥多摩方面もよく見える。展望の素晴らしいところだ。
ここで、Y君が、「まっかな秋」をみんなで歌おうという。歌詞も配ってみんなで歌う。
来た道を引き返し、途中から表参道の道を下る。A君は、急な階段も快調に下っている。下社では、Kさんからもみじ汁をごちそうになり、とてもハッピーでした。
ここからは女坂を下る。女坂も侮るなかれ。男坂ほどではないが、かなりの急坂だ。後ろと前がかなり開いてしまったが、大山寺で全員合流し、さらに下っていく。
バス停に着き、子どもたちに拾ったゴミを持ってきてもらって写真撮影をする。みんながんばって拾ったね。ものすごい人出のため、バスは5分おきくらいに出ていた。
山から帰った翌々日、Iさんから電話があり、娘のSちゃんが学校から帰ったら、「ゴミを拾いに行く」といって、公園に行き、スーパーバッグ2袋もゴミを拾ってきたそうです。お母さんから、清掃登山に参加させて良かったですとメールをいただいたが、こちらが見習わないといけないなと思いました。子どもは素晴らしいですね。 記:網干
《参加者の感想》 今日は孫たちを早く起こして、丹沢山塊の大山へ。 子供たちは目がいいのか小さなゴミを見つけては嬉しそうに拾っている。ただひたすら登るだけの山歩きとは違って、時間がゆるやかに流れているように感じる。 だんだん高度を上げるうち富士山が見え出すと、子供たちも「富士山だ~」といっている。日本一の富士山は子供たちもよくご存知の有名な山なんですね。富士山の横には南アルプスがお目見え。白く光った峰々。美しい。この時期は葉っぱが落ちて、山がよく見える。今の季節のよいところ。 汗をかいても風はひんやり、山歩きには一番適してる時期だな~とひとりご満悦な気分で歩く。大山の山頂はあふれんばかりの人人人。仲間を見つけるのが大変なくらい。食事後はYのみんなで歌いたいといっていた、大好きな歌「まっかな秋」を歌わせてもらいました。参加者の皆様にも歌ってもらって、Yはさぞかしうれしかったことだろう。 大山からの下山は階段が続き、膝が笑う寸前でした。清掃登山が終わって、子供たちのゴミ袋は汗の結晶がたくさん。とてもよい経験をさせていただきました。 ほめられて、怒られて、なだめられて、いろんな方に声をかけられて、子供たちは幸福感いっぱいかかえて、家に帰りました。いつもながら山仲間アルプの皆さんの温かさには感謝します。リーダーならびに参加者の皆様、ありがとうございました。 記:S.Kさん |
大山(清掃登山)山行報告