実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 3名 | 健常者 | 9名 |
平成26年5月18日 | 伊豆ヶ岳 | 合計 12名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 0名 |
コースタイム:正丸駅(9:45)…尾根上(11:00-11:10)…伊豆ヶ岳(11:50-12:35)…正丸峠(13:45) …正丸駅(15:00) |
天気:快晴 | ||||||
今回は、現地集合の人が一人もいなくて、全員が池袋駅集合だった。
素晴らしい天気に恵まれて正丸駅で電車を降りる。前回の子どもの参加は1人だったが、今日は2人。どちらにしても淋しい限りだ。
それでも、明るく、みんな楽しく駅を後にする。斜めの歩きにくい階段を下りて、線路をくぐる。春爛漫の道路を上っていく。子どもたちの歩みは遅い。先頭を歩いていた人達は、登山道の入り口で待っていてくれた。
時々出てくる岩場や、片側が切れたところを慎重に登っていく。登山道に入ったら子どもたちのペースが上がった。沢沿いの道から尾根に上がる急坂へと続く。急登をがんばって登ると、さらに尾根に上がる最後の急斜面に出る。ここはとても滑りやすい。Sさんもサポートしてくれて、子どもたちもがんばって登っている。登り着いて尾根で休憩とする。誰かが、二人いたいことに気づく。KさんとYさんがまだ来ていない。登ってきた斜面を見ると、滑りやすいところをがんばって登っている。
傾斜の落ちた尾根道をさらに登っていく。さらに、樹林の切れた岩の多い尾根に出ると、展望が良い。双子山や丸山方面がよく見えた。さらに登ると、男坂と女坂の分岐に出る。迷わず女坂を行く。しかし、少し行くと女坂も崩れているらしく通行止めになっていた。道は、男坂と女坂の間に付いている。そこも急坂だが、がんばって登ると、山頂の一角に着く。ヤマツツジが美しい。オオルリやキビタキの声をもする。
ちょうど良い時間なので、山頂で昼食タイムとする。Sさんはキングコングの仮面をかぶったりして、子どもたちといつものように一緒に遊んでくれている。しかし、Y君の叫び声がする。どうも遊びが過熱しすぎて、Y君の背中に擦り傷を作ってしまったようだ。広い範囲に擦り傷ができてしまったが、血が出ていなかったので、それほどではないと思ったが、後で親代わりのKさんから手当てをして欲しいとの依頼を受け、水で流し、マキロンで消毒を行った。
山頂の標識前で写真を撮り、下山にかかる。先ほどの擦り傷はY君の心をナイーブにしたようだ。ずっと私と手をつないで歩いている。先頭は、IさんとKちゃんが速いペースでどんどん歩いている。Y君は、あの二人早すぎるよと言っている。
そこうしているうちに正丸峠に着く。正丸峠は自転車競争のゴールになっていて、多くの人がいた。休憩した後は、峠から直接下る登山道を下りる。階段も滑りやすく、みんな手すりにつかまって下りていた。次第に傾斜も落ち、朝登った舗装道路に出る。
途中の店でおばあちゃん手作りのおいしいまんじゅうを食べ、正丸駅に向かう。車道歩きは、子どもたちも疲れたようだった。
記:網干 |
第8回自然と親しむ子ども山登り教室(伊豆ヶ岳)山行報告