第40回ふれあいハイキング(高塚山)報告
実施日 場所 参加者 会員 障害者 1名 健常者 5名
平成27年2月15日 高塚山 合計 7名 会員外 障害者 0名 健常者 1名
コースタイム:七浦小学校前(10:45)…高塚山(12:30-13:05)…大聖院(13:30)…
        お花畑(14:00-14:20)…白間津バス停(14:35)
天気:快晴

 先週の伊予ヶ岳は残念ながら雨になってしまったが、今日はすばらしい天気に恵まれた。

 

 千葉駅から行きの電車は外房線。御宿付近で太平洋がよく見えるようになる。波打ち際ではサーファーが楽しんでいる。

 

 千倉駅に着くと、すでにIさん親子が待っていた。Iさんたちは内房線の特急で来たらしい。男の子は電車に乗るのが好きだけど、女の子は電車に長く乗るのに耐えられないらしい。

 

 千倉駅からバスで七浦小学校前まで行く。道路脇で自己紹介をして、ガイドブックを頼りに高塚山方面に向かう。冬枯れの里の風景も良いものだ。

 

 大聖院に着くと、高塚山登山口と書かれた大きな丸太の標識がある。ここから登りにかかる。振り返ると町並みの向こうに太平洋が広がっている。

 

 山道に入るとかなりの急坂だ。ジグザグの登りが続く。M君は、馬引沢峠の時のように腕にしがみついてくる。でも、今回はすぐにつかまるのを止めて、自力で歩いていた。

 

 途中のベンチで休憩する。白間津の家並みと海がよく見える。メジロが木々の間を飛び交っていた。

 

 ここからもまだ階段が続く。初参加のAちゃんもがんばっている。周囲の木々は多くがマテバシイだ。足下にはドングリがたくさん落ちている。登山道の脇には、植林した小さな木の支えとして立てた木に、子どもたちが書いた木札がぶら下げてある。それを読みながら登るとおもしろい。「(私の夢は)セブンイレブンでパートをすること」と書かれた木札もあり、みんな現実的だなと話していた。しかし、麓に下りたらどこにもコンビニがない。Aちゃんは、「だからコンビニで働くのが夢なんだよ」という。う~ん、なるほど。

 

 鳥居をくぐると最後の階段上りが始まる。上からかなり高齢の人たちが大勢下りてきた。M君はかまわずぐんぐん登っている。

 

 山頂に着くと古びたお堂がある。樹木が刈り払われたのだろうか、一部だけ海がよく見えるところがある。海を見ながらベンチに座って昼食タイムとする。高塚山山頂の標識には、房州低名山と書かれている。良い呼び名ですね。

 

 山頂からは来た道を引き返す。M君もAちゃんも順調に下っている。大聖院からは大川お花畑方面に向かう。しかし、まだこの付近はあまり咲いていない。

 

 南房フラワーラインに出て、お花畑を探しながら、白間津バス停を目指して歩く。お花畑を管理している方に聞いたら、今年はかなり開花が遅れているとのこと。それでも、次のお花畑に着いたら、満開ではないがしっかりと咲いている。お花畑の中で集合写真を撮る。花を摘んで買っている人たちもいた。

 

 バス停は近いが、かなり時間が余りそうなので、海を見に行く。海にかかる橋の向こうに大きな太平洋が見えた。

 

 バス停で30分ほどバスを待つ。M君に「楽しかった?」と聞いたら、今回も「楽しかった」と答えてくれた。太陽の日差しがとても暖かかった。

                                                                 記:網干