実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 2名 | 健常者 | 12名 |
平成26年10月26日 | ハンゼノ頭 | 合計 14名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 0名 |
コースタイム:柳沢峠(10:25)…柳沢ノ頭(11:10-11:30)…ハンゼノ頭(11:45-12:30)… 板橋峠(13:40)…柳沢峠(15:00) |
天気:晴れ後曇り | ||||||
塩山駅からタクシーに分乗して柳沢峠に向かう。車道からは富士山がよく見えた。今日は、曇りで午後一時雨の予報だが、雲が多いものの気持ちの良い青空が広がっている。
柳沢峠からも富士山が見えたが、雲に覆われて次第に見えなくなっていった。しかし、峠付近の紅葉はなかなかきれいだ。バイクの集団がひっきりなしに峠を越えていく。スポーツカーに乗った人も登ってきた。
声出しをした後、まずは柳沢ノ頭を目指して登っていく。時々、はっとするほどきれいに紅葉した木々が現れる。「同きれいでしょ?」という女性もいるが、「きれいですね・・・、背景が」と答える。前回の岩登り講習会に続いて、今回が2回目参加の若いKさんは、子どもたちと手をつないで歩いている。
Tさんも前回の朝日岳に続いて2回目の参加だ。KさんもTさんもすっかり打ち解けていて、会員同士という感じだ。以前、退会した人が、久しぶりに会員外で参加した時、何の違和感もなく同じ仲間として接してもらえてうれしかったと行っていたが、山仲間アルプの基本理念である「みんな仲間だよ!」が、みんなに浸透しているだろうと思ってうれしくなる。
今回は、前回の朝日岳に続いてトランシーバーを持ってきた。最初は照れていたY君は、トランシーバーで話し続けるようになった。相手をしているMさんは、ちょっと疲れ気味。少し休もうと言っても話しを止めない。よほど気に入ったようだ。
緩やかに登っていくと稜線らしいところに飛び出した。柳沢ノ頭はすぐそこだった。展望は抜群。残念ながら富士山は雲に隠れてしまったが、麓の町や周囲の山々が美しい。
少し長目に休憩した後、ハンゼノ頭に向かう。ハンゼノ頭はさらに展望が良かった。南アルプス方面は山頂を雲に隠していたが、奥秩父方面は山頂が見える山もある。金峰山などは残念ながら雲の中だった。しかし、大菩薩嶺はとてもよく見え、笠取山から東の山は山頂が見えていた。山座同定はなかなか難しかったが、展望板があって、だいたいのところは分かった。
ハンゼノ頭で昼食を食べて、次の目的地板橋峠に向かう。途中、レンゲツツジの大群落がある分岐点で、帰りに車道を歩くなら引き返そうという話が出たが、時間をもてあましてしまうため、予定通り行くこととする。分岐周辺にはマユミの木が多く、淡いピンク色の実がきれいだった。
時々樹林が切れて展望の良いところを通り過ぎる。飛龍山も見えていたのではないかと思った。
板橋峠への下りにかかると、太陽光発電所が見える。ソーラーパネルがたくさん並んでいる。峠への下りは、今日一番の急坂だ。全く危険はないが、ゆっくりと下ってきてもらう。
峠の手前で林道に下り、柳沢峠に戻ることにする。林道は舗装されていなくて歩きやすかった。また、紅葉もすばらしく、所々、目を見張るところがあった。
子どもたちにアイスクリームをねだられ、峠の茶屋で買ってあげる。大人は、麦のジュースで乾杯。軽い疲労感で心地よい一日でした。
記:網干 |
ハンゼノ頭山行報告