実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 5名 | 健常者 | 9名 |
平成26年12月7日 | 馬頭刈山 | 合計 15名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 1名 |
コースタイム:とうげん橋(10:35)…馬頭刈尾根稜線(12:30)…馬頭刈山(13:10-13:50)…軍道(16:00) | 天気:快晴 | ||||||
今日はすばらしい快晴に恵まれたが、ここ数日の朝の冷え込みで、登山道が凍っている可能性もあるので、念のため軽アイゼンを持ってきて欲しいと前日にメールでお願いしたが、読んでいない方もいて、コース変更することに決めた。
しかし、それほど心配しなくても良いようであれば、予定通りのコースを行こうかとも思った。そこで、バスの運転手さんに武蔵五日市駅付近で水たまりなどが凍っているか聞いたところ、凍っているとの返事。これを聞いて、気持ちが固まり、予定を変更して、とうげん橋のバス停から尾根を登ることにする。
バス通りから細い舗装道路を登り始める。犬の散歩をしていた人が、このコースの登り口を間違う人が多いので注意するように教えてくれる。とてもありがたかった。
声出しをして歩き始める。今日は、登山道のゴミ拾い。中1のSちゃんは、昨年に続いて2回目の参加。カラフルなファッションを身にまとい、すっかり山ガールになっている。Y君ももう小5。身長が伸びて、もうすぐおばあちゃんも追い越されそう。ゴミ袋とトングを持って、山道へと入っていく。
登山道は、すぐに急登となる。暗い植林帯を登っていく。登山者の少ないコースのせいか、ゴミはあまり落ちていない。先頭を歩く私に、後ろから「ゴミを残しておけ」と声がかかる。「あれまあ、それはゴミんなさい」
稜線につながっている尾根上に出ると、今まで見えなかった西側の山が見えるようになる。葉を落とした雑木林からは、御前山が見えている。近くには、高黒岩がピラミダルな尖ったピークを持ち上げている。さらに登ると、つづら岩が見えるようになる。ここまで来れば稜線も近い。しかし、Y君は退屈な登りに飽きたようだ。ゴミを拾うのではなくて、登山道にある石をトングで拾って左右に放り投げている。
稜線の直下は落ち葉が多く滑りやすい急登になる。がんばって登るり、振り返ると富士山が見えるようになった。もう五合目まで真っ白だ。稜線に出ると大岳山も見えるようになる。稜線の北側斜面には雪が残っている。先日の雨が、ここでは雪だったようだ。
馬頭刈山の山頂は、ここより低い。鶴脚山を越え、ぐんぐん下ってから登り返す。山頂直下は、樹林がまばらで富士山がよく見える。ただ、もう逆光になり、雲もかかるようになっていた。
馬頭刈山の山頂でちょっと遅い昼食タイムとする。山頂からは大岳山がよく見え、丹沢の大山や丹沢三峰、丹沢山などが見える。三頭山も見えていた。
山頂からの下りは岩や石の多い歩きにくい道だが、Sちゃんはしっかりと下りてくる。立山三山や鹿島槍を登っただけのことはある。技術は確実に上達している。
今回、紅葉はほとんど終わっていたが、1箇所だけきれいに紅葉しているところがあった。逆光に照らされてより一層きれいに見える。
神社の跡がある高明山を過ぎ、どんどん下って行く。Y君が遅いと思ったら、どうもSちゃんをエスコートしているらしい。Y君も成長しているね。
つづら岩に直登するコースを通らなかったため、軍道に予定より30分早く着いた。16時半を過ぎると急に暗くなるので、明るいうちに下山できて何よりでした。
記:網干 |
馬頭刈山山行報告