実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 2名 | 健常者 | 13名 |
平成27年5月17日 | 御岳山 | 合計 16名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 1名 |
コースタイム:上養沢(10:30)…養沢鍾乳洞跡(11:10-11:20)…金比羅尾根(11:50-12:00)… 日ノ出山(12:20-13:10)…御岳山(14:00-14:05)…滝本(15:20) |
天気:晴れ | ||||||
今年の「自然と親しむ子ども山登り教室」2回目の登山は、奥多摩の日ノ出山から御岳山縦走。
3人の子どもたちは、前日に予定されていた運動会が雨のため今日に変更になったため、不参加となった。子どもは、MK君と別働隊での参加となるMI君の2人。これ以上ない好天が迎えてくれた。
上養沢でバスを降り、自己紹介。Fさんの指導で体操をして出発する。
青空の下で若い青葉が映える。川にはニジマスが泳いでいる。カワトンボが石の上に止まっている。少し車道を歩いてから登山道に入る。
今日は、登りの方が急坂だ。今日は夏のような暑さになっているので、水分補給をしっかりする必要がある。休憩も少し短めの間隔で取っていく。養沢鍾乳洞跡で休憩する。そこからは今まで以上に急坂になる。大きな岩を縫うように付けられた登山道をぐんぐん登っていく。MK君は元気いっぱい。MI君も男性陣が交代でサポートしている。
金比羅尾根に上がると伐採地になっていて東京方面の展望が開ける。西武ドームも見えていた。伐採地を回り込むように歩き、さらに行くと丸太の階段が続く。植えられたツツジもきれいに咲いている。シャクナゲも咲いていた。最後の急階段を登ると、日ノ出山山頂に到着する。ホオジロが元気にさえずっていた。
日ノ出山山頂で昼食タイムとする。近くの大岳山が堂々としたたたずまいを見せている。その左手には遠く丹沢の山々が見える。山頂の岩に乗ると、六ッ石山の向こうに鷹巣山、その左奥に雲取山も見えている。今日は好天に恵まれ、展望もすばらしい。
写真を撮った後は、御岳山に向かう。広く歩きやすい登山道が続く。CさんとMI君が先頭で腕を組んで歩いている。ほほえましい光景だ。
数年前の子ども山登り教室できた時は、御岳山の手前で雷が鳴り始め、雨も降ってきたので、御岳山の山頂にはよらずケーブルカーで帰ったが、今回は好天なので御岳山の山頂まで行くこととする。
しかし、ここは御岳神社の参道になっているため、石の階段が続く。石の間から扉を開けて除いているような鬼の彫り物が楽しませてくれる。
御岳神社本殿の裏側に山頂標識があった。全員で、「アイーン」をして集合写真を撮る。本殿の横で休憩していると、すぐ近くの木にヤマガラがいた。帰って写真を見たら、青虫を加えていた。これから巣に戻って、ヒナに与えるのだろうか?
御岳山山頂を後に、宿坊を縫うように歩いて行く。そして、急なコンクリートの道をひたすら下る。杉の巨木がすばらしいところだ。杉の根元にはアリジゴクがたくさん巣を作っている。砂のくぼみの中心にいるアリジゴクを捕まえてMK君に見てもらう。初めて見る人も多かった。無数にあったけど、こんなにアリがたくさん来てくれるんだろうかと心配になった。
足がいたくなった頃、ようやく滝本のバス停に到着した。バスを1本遅らせ、全員座って御岳駅に向かうことができた。夏のような暑さの中、お疲れ様でした。
記:網干 |
第9回自然と親しむ子ども山登り教室(御岳山)山行報告