実施日 | 場所 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 2名 | 健常者 | 5名 |
平成27年10月18日 | アプトの道 | 合計 10名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 3名 |
コースタイム:横川駅(9:20)…トロッコ列車乗り場(9:40-10:00)-(トロッコ列車)-峠の湯駅(10:20) …碓氷湖(10:35-10:55)…熊の平(11:40-12:25)…横川駅(14:10) |
天気:晴れ | ||||||
横川駅から軽井沢駅までの区間は明治26年に開通。急勾配を克服するため、ドイツのハルツ山鉄道で採用されていたアプト式を採用した。横川から軽井沢まで80分で走っていました。その後国産の蒸気機関車が採用されたが、それでも、連結できる車両は10両が限界。時速は9.6km。その後、輸送力と煤煙の問題から、日本で最も早く電化された。それも経済発展に追いつけず、新線が敷設され、アプト式の鉄道は昭和38年に廃線となった。
そんな歴史を持つ廃線跡が整備されてアプトの道として復活した。今回は、そのアプトの道を横川駅から往復した。
横川駅から元気に出発。左手には碓氷峠鉄道文化むらがある。古い車両がたくさん並んでいて、入場しなくてもある程度楽しめる。
トロッコ列車の軌道の横を歩いて行くと、トロッコが止まっている。トロッコの運賃は300円。子どもたちに聞くと、「乗りた~い」と大きな声で返ってくる。出発まで20分待ち。走行距離は2kmほど。歩いた方が早いが、まあ記念に乗るか・・・ということで乗っていくことにする。
途中、旧丸山変電所で5分停車。トロッコ列車に乗ったら急がないことだ。終点のとうげのゆ駅で下車。ここから歩く。
道路の下を通り、北原白秋の歌碑を左に見て歩く。1号トンネル、2号トンネルと越えると、碓氷湖に着く。ここで休憩する。紅葉したカエデが迎えてくれる。坂本ダムによってできた人造湖だが、湖面に周囲の山が映りきれいだ。
さらに3号、4号、5号とトンネルを通過していくと、めがね橋に出る。煉瓦造りの立派な橋梁だ。ここを過ぎて、さらにトンネルを通過する。トンネル内はひんやりして涼しい。
10号トンネルを抜けたところが折り返し点の熊の平。茶屋などがあると思っていたが、何もなかった。ここは新線との合流点。別のトンネルから古い線路が延びている。テーブルや椅子があるので、ここで昼食タイムとする。Yさんは、ちょっと物足りないねと言う。のんびりハイキングだから今日はこの程度だね。
帰りはめがね橋の下に下りて、下からめがね橋を見てみる。煉瓦を積み上げて良くこんな橋を作ったものだと思う。
帰りは下りなのでみんな早い。帰り道から、裏妙義の丁須の頭がよく見えた。横川駅に着くと、デゴイチが入線していた。乗ってみたい気もするが、コストパフォーマンスを考えて、一般の電車に乗って帰ることにする。
記:網干 |
第43回ふれあいハイキング(アプトの道)報告