実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 4名 | 健常者 | 6名 |
平成27年11月29日 | 蕨山 | 合計 10名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 0名 |
コースタイム:名郷(9:20)…蕨山(11:45-12:35)…大ヨケノ頭(13:50)…金比羅神社跡(14:50-15:00) …さわらびの湯(15:45) |
天気:快晴後曇り | ||||||
11月は雨で中止の計画が2回あったために、今回の蕨山が最初で最後になってしまった。参加人数が少なく、サポート不足であったが、みなさまの協力のおかげで、視覚障害者の人たちは全員参加することができました。協力していただいたみなさまに感謝です。
天気予報は当日が近づくにつれて良くなってきた。朝は快晴で午後から雲が出てきたものの、風もなく小春日和の一日を楽しむことができた。
飯能駅からバスに乗り終点の名郷で下車。自己紹介の後、歩き始める。橋を渡って林道をしばらく歩く。日が当たらず冷え冷えとしている。林道から山道に入り、沢を渡って尾根に取り付く。かなりの急登になるが、この付近はまだまだ序の口。
尾根に上がると北西側に石灰石の採掘場が見えてくる。少し上がると、木々の間から武川岳が見えてくる。伊豆ヶ岳も見えるようになった。
時々細くなる尾根を登っていくと、岩場が現れた。ロープも張られている。この岩のある急坂がこのコースの危険地帯。慎重にサポートしながら通過する。急坂を登ったところが山頂かと思うが、山頂はまだ先だ。こんなことを3回ほど繰り返し、ようやく山頂の一角に出る。山頂標識は、一番標高の高いところより少し低い展望の良いところにある。
山頂からは、雪を抱いた日光の山々が見え、近くには武甲山や武川岳も見える。南側には丹沢の大山や丹沢山方面が見えている。都心の高層ビル群やスカイツリーも見えていた。小春日和の山頂は、日が当たり、防寒着を着なくても寒くない。ゆっくりお昼を食べることができた。
山頂で集合写真を撮った後は、さわらびの湯方面への下山にかかる。今回のコース選定は、安全を考慮して、急斜面を登って緩やかな斜面を下る計画とした。ただ、下りも所々岩場があるので注意を要する。
標高が下がるにつれ、所々きれいに紅葉したカエデやツツジが見られる。大ヨケノ頭が近づくと右の山腹から林道が近づいてくる。そして林道を横切って少し登り、中登坂を過ぎる。快晴だった空には黒い雲も出始めた。日が陰るとやはり寒い。
金毘羅山の山腹を巻き、金比羅神社跡に到着。Yさんから椿の花が咲いていると教えていただいた。右手に時々名栗湖が見える。名栗湖側と反対側の山腹を下ると、家の屋根が見えてくる。さわらびの湯のバス停に到着。今日は湯に入らず、予定より速いバスで帰ることにする。名郷からバスに乗ってきた人は4人。全員座って飯能駅まで行くことができた。
記:網干 |
蕨山山行報告