実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 3名 | 健常者 | 7名 |
平成28年4月24日 | 倉岳山 | 合計 12名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 2名 |
コースタイム:梁川(9:35)…唐栗橋(9:50-10:00)…立野峠(11:35-11:50)…倉岳山(12:30-13:05) …穴路峠(13:35)…鳥沢(15:55) |
天気:曇り一時雨 | ||||||
雨は明け方までで歩き始める頃には止んでいる予報だった。結果は、山頂から下山を始めた頃、少し降ってきたが、それ以外は降られずに済んだ。
梁川駅から歩き始める。梁川大橋からは、新緑の木々に覆われた桂川が見える。ウグイスがさえずり、オオルリも近くでさえずっている。唐栗橋から登山道に入る。足下にはジュウニヒトエが咲いている。少し行くとナルコユリやヒトリシズカも咲いている。ヨゴレネコノメやミミガタテンナンショウ、マムシグサも咲いている。
賑やかに話が弾んでいた後ろを歩く人たちには聞こえなかったと思うが、ツツドリの声も聞こえ、ヤブサメも鳴いていた。たぶん聞いたのは私だけだったと思うが、遠くでアオバトの声も聞こえた。ミソサザイやヒガラの声もよく聞こえていた。
立野峠への急な登りにかかると、周囲は霧に包まれるようになってきた。立野峠で少し休憩し、稜線を上って倉岳山山頂を目指す。急な登を終え、少し下る。そして山頂への最後の登りにかかる。ここは非常に急で、しかも滑りやすい。ここを下りに使いたくなかったので、今回は梁川から登ることにした。しかし、急坂はそれほど長くなかった。程なく山頂に到着。Yさんは、山頂に着くなり「とても楽しい!」という。こういう急な登りが楽しいらしい。やっぱり若さかな?
倉岳山は、秀麗富嶽十二景の九番山頂に選ばれている展望の良い山だが、今日はどこを見ても真っ白で全く景色が見えない。「山頂に着くと、ひときわ高く富士山が聳えていた」と思うことにしよう。
昼食休憩中に蜘蛛の糸に付いた水滴の写真を撮る。雄大な景色が見えなくても、雨上がりや霧の日は水野芸術が見られる。山は好天でない日に登るのも楽しいものだ。
山頂で集合写真を撮り、下り始めると雨が降り始めた。強い雨ではないが、寒かったこともあり、雨具をつけることとする。
尾根を下って穴路峠に到着。ここから山腹をトラバース気味に下って行く。片側が切れていて要注意の箇所もある。慎重に下って行く。
登山道は次第に、オシノ沢沿いに下るようになる。苔むした岩が無数にある。新緑の木々と苔の色が、緑一色の世界を作り出しているようだ。石仏を過ぎると道は歩きやすくなる。さらに行くと、貯水池に出る。対岸の山腹の新緑の林と池の緑がとてもきれいだ。
貯水池から舗装道路を歩いて鳥沢駅を目指す。中央線の向こう側には扇山と百蔵山が見える。駅に近づいて振り返ると登ってきた倉岳山も見えていた。
記:網干 |
倉岳山山行報告