実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 1名 | 健常者 | 5名 |
平成28年5月28日 | 大山 | 合計 6名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 0名 |
コースタイム:ヤビツ峠(10:05)…大山(11:50-12:55)…蓑毛分岐(15:25)…蓑毛(17:03) | 天気:曇り | ||||||
今日は丹沢の名峰、大山だ。丹沢にはヒルが非常に多いということで、夏を中心とした暖かい季節には行かないことにしていたが、今回は久しぶりに実施した。
ヒル対策に塩を持って行こうと思いながら忘れてしまったが、Sさんがしっかりと準備してくてくださった。とてもありがたい。靴にかけるスプレーまで作ってきてくださった。
ヒルがいないか足下を注意しながら登山道を登っていく。朝、秦野駅にいた多くの人たちは、先に登っていったようで、登山者は比較的少ない。咲いている花は少ないが、ヤマツツジやウツギの仲間が緑の中に彩りを添えている。イカルやヒガラ、ヤマガラの声もよく聞こえている。
以前はなかったように思うが、登山道には一カ所、新しい鎖をつけた場所があった。そこを越え、イタツミ尾根を登っていく。展望が開けると、富士山が見えた。その右手には、丹沢の山々がよく見える。手前にある三ノ塔、その右手奥に塔ノ岳、さらに右には丹沢山があり、丹沢三ッ峰へと続いている。
登山道は表参道と合流し、一気に登山者が増える。木の階段を登っていくと、山頂に到着する。さすがに大勢の人であふれかえっている。ベンチの一角を貸してもらい、お昼を食べる。リンゴやアメリカンチェリーなどいろんなものをいただく。持ってきていただいた方に感謝です。
若いカップルが、テーブルのないところで昼食を食べようとしていたので、私たちのベンチのあいている所を使って良いよと誘ってあげる。彼女が作ってきたニンニクの漬け物入りのおにぎりを、とてもおいしいと彼が食べている。ほほえましい光景に、こちらの仲間とも話が弾む。
山頂標識のところで集合写真を撮って下山にかかる。富士山や丹沢の眺めは、先ほどよりもぼんやりしてきた。登ってきた道をしばらく引き返し、ヤビツ峠への道から分かれて表参道を下る。こちらの登山道は、ヤビツ峠からの道よりも岩がごろごろしていて歩きにくい。こちらも若い登山者が多い。「あの声は何だろう?」という若者に、「ツツドリという鳥だよ」と教えてあげる。7人ほどいた若者のグループとも、みなさん楽しく話をしている。
16丁目を過ぎ、ゆっくりと下って行く。蓑毛越の手前の分岐で、蓑毛方面に下って行く。林道を2回ほど横切り、近道を下っていくと、ようやく茶湯寺の入り口のようなところに出て登山道が終わりになる。トイレがないので、休憩しないでバス停まで行こうということになる。ここで休憩しなかったことが大正解。バス停に着くと1分ほどでバスが出発するところだった。
思ったよりも下りがきつくて参ったとSさん。Mさんもがんばりました。お疲れ様でした。
記:網干
《参加者の感想》 大山は比較的楽な山だと思っていましたが、私たちの下りルートは傾斜がきつく、手こずりました。今回大変驚いたのは若い登山者が圧倒的に多かったという事です。仮にロープウェイを利用しても頂上まではかなりきつい道です。多くの人が、大変でしたがまた山に来たいと思った事でしょう。嬉しい発見でした。 記:M.Sさん |
大山山行報告