多峰主山(忘年山行)山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 6名 健常者 18名
平成28年12月18日 多峰主山 合計 24名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:飯能駅(10:00)…天覧山(11:00-11:15)…多峰主山(11:55-13:10)…
        道路(14:20-14:30)…飯能駅(16:20)
天気:快晴

 今年最後となる忘年山行は、奥武蔵の入口にある多峰主山だ。これまでに何度か登ったことがあるが、展望がよく、都心から近くて、体力的にも楽な山なので、忘年会前の登山としてとても適した山として計画した。しかし、今回計画した飯能駅から登り、久須美坂に行くコースは多峰主山から先のアップダウンが多く、かなりきつかった。車道に出て、少し行ったところで、登山を中止し、車道に降りてバス停に向かうことになった。

 

 12月にしては気温も高く、すばらしい好天に恵まれた。飯能駅に全員集合し、まずは能仁寺を目指して車道を歩く。忘年会の会場を探そうとしたら、駅からすぐのところにあった。これなら安心だ。

 

 車道を歩いて能仁寺に到着。ここから登り始める。いったん下ってさらに登る。途中、トイレのある広場で小休止。子どもたちは、落ち葉を集めて投げかけてくる。こちらも負けじと投げかける。

 

 ここから少し登ると十六羅漢がある。その先には岩場がある。クライミングをしているらしいおじさんがいた。高さ5mほどの垂壁にはチョークの跡が付いている。

 

 そのすぐ上が天覧山の山頂だ。展望台となっていて、富士山から奥多摩の大岳山、御前山、川苔山などが見え、丹沢山塊と大山も見える。都心のビル群方面にはスカイツリーもうっすら見えている。まずは、ここで集合写真を撮る。

 

 天覧山からは階段を下り、湿原のようなところに出る。子どもたちは、落ち葉を投げつけて喜んでいる。私は子どもたちの遊ばれ役だ。休憩中、Kさんのザックの上には落ち葉が積み上げられている。

 

 多峰主山への登りにかかると、鎖場が出てくる。鎖を使うほどではないが、なかなかの急坂をがんばって登ると多峰主山の山頂だ。テーブルは空いていなかったが、座っている人に脇を少し使わせていただくことで了解を得る。うどんとしるこ作りが始まる。うどんもしるこもとてもおいしくできる。私は、昨年ある人から作っていただいた月光仮面の帽子を持ってきて、子どもたちを喜ばせようと思ったが、子どもたちは無反応。まあ、あまりにも古いヒーローなので、これも仕方ない。

 

 うどんとしるこで満腹となり、集合写真を撮って、さらに縦走する。これまで多峰主山で行った忘年山行は、多峰主山で昼食後に飯能に下ったため、忘年山行までの時間がもてあましていたので、今回は逆コースにした。

 

 しかし、ここからのコースは、最初の道が分かりづらく、いろいろ探し、さらに多峰主山を目指してきた人に確認して見つけ出した。ここからのコースは、とてもアップダウンが多い。子どもたちは、私に落ち葉を投げかけるのをとても楽しんでいる。笑顔が絶えなく、とても楽しそうだ。しかし、続くアップダウンに疲れてきた様子。それでもようやく車道に到着。ここから高麗駅側に少し歩いて、また山道に入っていく。すぐ隣に住宅街が見えている。そんな時、後ろの方から、疲れている人がいるので、これ以上先に行くのは難しいと連絡が来る。それでは、ここからすぐ下にある車道に降りる。

 

 車道を歩いて高麗駅まで行くこともできるが、まずはバス停を探すことにする。KRさんが地元の人にバス停の場所を聞いてくれる。バスは飯能駅行きだった。バスに乗る人と歩いて飯能駅まで行く人で別れ、歩くメンバーは4kmほど車道を歩いて飯能駅に到着する。

 

 飯能に着いたら、恒例の忘年会。会場は30分前だが開始しても大丈夫とのこと。とてもありがたい。場所は少し狭かったが、いつものように盛り上がり、今年1年を振り返ることができた。

 

 今年もみなさまのご協力に感謝申し上げます。来年も、がんばって運営していきますので、よろしくお願いいたします。

 

                                                                 記:網干