第10回ふれあいハイキング(いなかの風)報告
実施日 場所 参加者 会員 障害者 2名 健常者 5名
平成29年8月23日~27日 いなかの風キャンプ場 合計 7名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:
8/26 16:40 キャンプ場着
8/27 8:30 キャンプ場発
天気:
8/26 晴れ
8/27 晴れ

☆8月26日

 新宿発10:35分の電車に乗り、高尾、小淵沢、岡谷で乗り換え、飯田線の飯島駅まで青春18切符で行く5時間半の普通電車の旅。青春を生きている若者はいないが、中高年と子どもたちを足して2で割れば、40歳くらいになるだろうか? それでも青春ではないが、気持ちだけは青春で行こう!

 

 飯田線に乗ると、中央アルプスが近づいてくる。やはり宝剣岳をまず探す。駒ヶ根から宝剣岳がよく見えた。途中、南アルプス方面も見えていたが、南アルプスは、山が深い。塩見岳や荒川岳など、はっきり分からなかった。臀部から右足の痛い私は、立ったり座ったりを繰り返し、長い電車の旅を乗り切った。

 

 飯島駅で下車し、予約していたタクシーに乗り込む。コンビニに寄ってもらった。私はノンアルコールビール。それぞれに好みの飲み物を購入する。

 

 いなかの風キャンプ場について、受付を済ませ、予約していたテントサイトへ。テントやタープ、テーブル、イスなどは軽トラで運んでもらえる。テントは自分たちで立てたが、タープはよく分からないし、天気が良いので、必要ないと思い、立てずにいたら、キャンプ場の人が立ててくれるという。

 

 竈がないので、石を4個竈風に並べたところで、バーベキューをするのかと思っていたが、Nさんが管理棟に行って、バーベキューセットをレンタルしてきてくれる。火をおこして、バーベキューの始まり。

 

 その頃、中央アルプス上空の雲が茜色に染まり、すばらしい光景が見られる。

 

 子どもたちは、小さなところに潜り込みたいのか、私が持参したツェルトに今日は泊まりたいという。だけど、大人にも真ん中で一緒に泊まってほしいという。KMさんが一緒に泊まってくださる。

 

 バーベキューは忙しい。飲む時間も少なく、どんどん食べないと丸焦げになってしまう。人心地ついたところで、KRさんのギター演奏で、歌の始まり。ただ、今回は、飲む人が少なく、時間も20時以降は静かにしなければならないと言うことで、盛り上がりに欠けてしまった。

 

 H君が持ってきた花火を楽しみ、とどめの焼きそばを女性陣に作っていただいて食べる。夜空には、はくちょう座や北斗七星、カシオペアが見られ、夏の大三角、天の川も見られた。

 

 そして、話をしながら、いつしか夜も更けて、眠りについた。

 

☆8月27日

 6時起床の予定だったが、5時半頃にはみんな起きてきていた。キャンプサイトからは、宝剣岳から空木岳、南駒ヶ岳方面までよく見えている。このキャンプ場は、展望が抜群だ。

 

 朝は、KMさんが買ってきてくださったあんみつから始まる。その後、そうめんをゆでて食べる。ここの水場ではお湯が出るのがありがたい。そうめんもたらふく食べることができた。

 

 キャンプ場内を散歩すると、キンエノコロが逆光に輝いて美しい。キャンプ場内には水田もある。月見草もきれいに咲いていた。カワウの群れが、V字編隊を作って上空を飛んでいく。

 

 テントの前でみんなで記念写真を撮る。テントやタープはそのままにしておいて良いとのこと。これもありがたいことだ。

 

 管理棟に行ってチェックアウトをして、迎えのタクシーを待つ。少し早めに迎えに来てくれたタクシーに乗り込み、コンビニ経由で飯島駅に送ってもらう。飯島駅から見えていた南アルプス方面は、深南部の山々だろう? 山座同定はとてもできなかった。

 

 2両編成の飯田線に乗って、帰路につく。帰路も同じ路線だが、帰りは乗り換えを含めて6時間ほどかかる。私は電車が空いたところで、横になって痛みを軽減させていたが、酔っ払いと間違われていたらしい。

 

 まだ、みんなと別れたくないというKRさんに申し訳ないけど、今日はそのまま解散となる。1日目の夜が短かったことが、やや欲求不満な感じだったが、子どもたちは楽しんでもらえただろうか? もうこれで、夏休みも終わりだね。

 

                                                                 記:網干