実施日 | 場所 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 3名 | 健常者 | 6名 |
平成29年11月12日 | 岩殿観音 | 合計 9名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 0名 |
コースタイム:高坂駅(10:05)…弁天沼(10:45-10:55)…岩殿観音(11:10-11:20)… 物見山(11:30-11:55)…地球観測センター(12:40-13:15)…笛吹峠(13:55-14:10)… 武蔵嵐山駅(15:10) |
天気:快晴 | ||||||
前日の雨も上がり、今日はすばらしい好天に恵まれた。寒冷前線が通過した後なので、風が強くやや寒い。それでも、歩きはじめれば身体も温まるだろう。今日は、ISさん親子も久しぶりの参加となる。
高坂駅は、関東の駅百選に選ばれている駅だ。選ばれたのは、駅舎の形がしゃれているからだろう。駅を後に、舗装道路を歩く。歩道には、銅像のモニュメントが一定の間隔で飾られている。
高速道路を越え、高坂CCの横を通るところが、ガイドブックからは分かりにくかったが、IさんやISさんと地図を確認しながら歩く。協力し合って、地図で道を探しながら歩くことも、とても良いのではないだろうか?
カラスウリの実がたくさんぶら下がっているところを過ぎると、弁天沼は近い。弁天沼は、坂上田村麻呂の悪龍退治の伝説があるらしい。蛙が住みつかないことから「鳴かずの池」という別名もあるらしい。
弁天沼から道路を渡ると、そこは岩殿観音への参道となる。参道は、かつての宿場町のようだ。家の屋号ではないかと思われる名前を書いた看板が、それぞれの家に表札のように掛けられている。
参道を過ぎ、仁王門への階段を上がり、さらに急な階段を登ると、岩殿観音正法寺に着く。立派な観音堂の横の岸壁には、石仏が並んでいる。八十八体以上あり、これを拝むと四国巡礼と同じご利益があるらしい。また、麓を見下ろすところには、茅ぶき屋根の鐘楼がある。吊された銅鐘は、1332年に作られたものらしい。
岩殿観音から階段を登って、さらに道路を渡り物見山に登る。物見山からの展望はなかなか良い。筑波山や日光方面と思われる山々も見えた。ここで昼食タイムを取る。
次は地球観測センターに向かう。ここの道路も分かりにくかった。ガイドブックとスマホで確認した現在位置から、向かう道を確認して行く。道を間違っても、みんなで考えて修正する。市民の森遊歩道を歩くが、ここは雑木林に囲まれて、とても雰囲気が良い。M君は、Kさんと手をつないで歩いている。今回、M君はいろんな人と手をつないで歩いたが、Kさんが一番多かったのではないだろうか?
地球観測センターに入り、パラボラアンテナを見たり、地球のできた様子や、これまでに打ち上げた衛星の一覧などもあり、いろいろ楽しめる。
次は、笛吹峠に向かう。乾燥したたんぼが広がり、遠くには奥武蔵の山々が見えている。道なりに進んだが、地図の道とはやや違う感じ。山の中より、里の方が読図は難しい。それでも、笛吹峠への道を見つけ、緩やかに登っていく。
笛吹峠には東屋があり、そこで休憩する。あとは、武蔵嵐山駅まで休憩なしで行くことにする。車道沿いに桜の木が植えられている。桜の咲く季節にはすばらしい光景に出会えるだろう。
長い車道歩きをがんばっていると、開けたところに出る。たんぼや原っぱの向こうに武甲山が見えている。都幾川沿いには桜並木が続いている。橋の上からは澄んだ水が流れる都幾川とその向こうに見える武甲山がすばらしい風景を作り出している。
地図を頼りに舗装道路をぐんぐん歩く。先頭を歩くM君とKさん、それに私で、線路を越えてコンビニ立ち寄る。飲み物を仕入れて武蔵嵐山駅に到着。舗装道路の上は足にはきついけど、全員が無事に長いコースを歩ききることができました。お疲れ様でした。 記:網干
《参加者の感想》 半年ぶりでしたので、足慣らしにはちょうど良いと思ってのハイキング参加でした。秋の里山風景がとっても綺麗でした。紅葉だけでなく、からすうりや柿の赤。すすきも日を浴びて黄色に輝き、高い青い空とのコントラストも印象的でした。アップされる写真もステキなものばかりと思います。途中に立ち寄った地球観測所も想像以上に興味深かったです。 そして何より、仲間に迎えていただいての1日、息子は病気回復に大きくつながったように感じます。ありがとうございました。 記:F.Iさん |
第50回ふれあいハイキング(岩殿観音)報告