岩登り技術講習会(鷹取山)山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 0名 健常者 5名
平成30年3月25日 鷹取山 合計 6名 会員外 障害者 0名 健常者 1名
コースタイム:9:30~16:00まで鷹取山の岩場で実施 天気:快晴

 今回は、会員外で参加したMさんを含めて、6名での実施となった。今回の岩登り講習会が、NPO法人としての最後の事業になる予定だ。決して事故を起こさないようにしたい。

 

 東京は桜が満開だったが、神奈川県に入るとまだ満開ではないようだ。鷹取山のある湘南も、まだ5分咲き程度だろうか?それでも、満開になっている木もある。桜並木を楽しみ、いつもの階段を登っていく。今日は快晴の空が広がる。

 

 まず最初に登場する岩場で、予行演習をする。試し運転にはちょっと厳しい岩場だが、ボルダリングで岩の感触を確かめる。今日は、Kさん親子とMさんが、鷹取山の岩場初体験となる。

 

 まずは、子不知エリアの初心者向けカンテを登る。ここは全員難なくクリア。

 

 続いてすぐ隣にトップロープをセットし直し、戸田ハングを途中からトライすることとする。初めて岩登りをするMさんにはちょっと厳しすぎて申し訳なかった。Kさん親子は、初めてのトライでクリアする。今回が2回目となるHさんもとうとうここをクリア。やはり何度もトライして岩登りのこつを覚えると、技術が身について登れる範囲も広がってくる。

 

 昼食後は、ビギナーフェースに移動する。今日は、暖かく感じるくらいの絶好の日和だが、クライミングをする人は意外に少ない。そろそろ春山に向けて岩トレする人が増える時期だと思うのだが?

 

 ビギナーフェースでは、まずグレード5.7のNO.3のルートから登ることにする。トップロープをセットし、まずはHさんから。続いてYKさん、Mさん、KK君、Nさん、そしてAさんの順に登る。少し苦労したが、全員完登する。

 

 最後は、ビギナーフェースの左ルート。ここはグレード5.8。上まで到達するのはかなり厳しい。

 

 ロープに半分ぶら下がりながらKK君とAさんが何とか登り切る。Aさんは、最後、捨て縄にカラビナをかけてA0で登った。鷹取山は2年ぶり。やはり2年間でかなり力が落ちていることを実感する。

 

 みんな、握力がなくなるまでがんばってチャレンジした。最後の岩登り講習会となりましたが、大きな事故なく終えることができホッとしています。みなさまのご協力に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

                                                               記:網干