実施日 | 山名 | 参加者 | 会員 | 障害者 | 2名 | 健常者 | 6名 |
平成30年2月25日 | 秋山二十六夜山 | 合計 9名 | 会員外 | 障害者 | 0名 | 健常者 | 1名 |
コースタイム:浜沢(9:25)…二十六夜山(11:35-12:10)…三日月峠(13:25)…浜沢(14:40) | 天気:曇り | ||||||
今日は久しぶりに曇り空。雨は夜になってから降る予報。少し寒いけど、山歩きにはちょうど良い気温だった。
電車の車窓を見ていたら、丹沢方面はかなり麓まで白くなっている。他の山も積雪があるようだ。数日前に、参加者に軽アイゼンを持ってくるよう伝え、自分も予備を含めて2個持って行こうと思っていたのに、このところの忙しさもあって、すっかり忘れていた。私自身も持ってくるのを忘れてしまった。
上野原駅は、南側にロータリーなどを作るため、大規模な工事中。近いうちにバスの発着は広い南側になることだろう。今日は、Mさんが初参加。立山・剣のテント泊山行などをしているので頼もしい。上野原駅で自己紹介をして、無生野行きのバスに乗る。
小さなバスには、我々9人の他には女性が一人乗っているだけ。採算が取れないだろうなと心配になる。浜沢でバスを降りる。上野原駅で自己紹介をしていたので、すぐに歩きはじめる。バス停から少し車道を進行方向に歩いたところから車道を登っていく。
少し登ると、すぐに雪が現れた。雪は堅くその下は氷っているので滑らないように注意して歩く。登山道に入ると雪がなくなった。登っていくと東屋がある。そこから少し行くと、急登が始まる。尾根上にまっすぐ付けられた道は滑りやすいが雪がないので助かる。
小ピークをトラバースするところは、雪があったので、アイゼンを持ってきた人に付けてもらう。忘れた人には、持ってきた人が片方を貸してあげている。すばらしいチームワークだ。Iさんは、自分用のチェーンアイゼンを、持ってきたアイゼンが壊れてしまったKさんに貸してあげている。私とIさんはアイゼンなしで歩く。
小ピークを巻く形で付けられた道から、再び尾根上に戻って登る。先ほどよりは少し傾斜は弱い。しかし、雪交じりとなり慎重に登る。左手には、二十六夜山と思われるピークが見えてきた。北側のこちらの斜面には雪がたっぷり残っている。
946mピークの手前は、左側が切れ、右側を岩に抑えられた雪の道。足を滑らせないように、身体を振られないように慎重に通過する。そこから上も、雪交じりで岩も少しある道が続く。ようやく946mのピークを越え、あとは緩やかな尾根を歩いて山頂に立つ。
展望がなく樹林に覆われた静かな山頂だ。それでも、急登を乗り越えて登っただけに達成感はある。しかし、下山路が心配だ。予定していた下尾崎に下るコースは、沢筋を通るため、氷っていて滑る心配があったので、地図を見て、946mピークまで引き返し、三日月峠経由で、王ノ入川に下ることとする。こちら側は南側なので、雪が少ないと判断した。
三日月峠を越え、赤松林を歩く。雪も少なく歩きやすい。トラバース気味に進んで支尾根の上に出る。ここから下山する道があると思ったが、行かないようにロープが張られている。それでもこの尾根が下山路だと思い、少し先まで下ってみるが、だんだん道が判然としなくなる。足下には、木を数本横に並べて行かないように目印がしてある。その右側の尾根はかなり急だ。あきらめて引き返し、登ってきた道を引き返して浜沢に下ることにする。
三日月峠から浜沢に下るトラバース道がある。Iさんの地図では、破線になっていたコースだ。しかし、道標はしっかり付いている。もしものときはロープを持っているので、近道となるトラバース道を行くこととする。登山道は狭い。それでも、迷うことはなく、順調に進んでいく。ところが、山腹が崩れて、登山道が消えかかった嫌らしいところが出てきた。せっかく持ってきたので、ロープをフィックスして通過することとする。これは正解だった。ロープはやはり心強い。
そこから少し行くと、登ってきた尾根に出る。あとは、急坂を慎重に下る。予定のバスを逃すとタクシーを呼ぶしかなくなるが、みんな快調に下っていく。バスの時間10分前にバス停に到着。バスに乗っていたら、朝乗っていた女性が乗ってきた。1日に3本しかない貴重なバス。バス会社に感謝です。 記:網干 |
秋山二十六夜山山行報告