第56回ふれあいハイキング(めだかの学校)報告
実施日 場所 参加者 会員 障害者 4名 健常者 8名
平成31年2月3日 めだかの学校 合計 12名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:小田原駅(10:25)…めだかの学校(10:45-11:00)…いこいの森(12:10-13:00)…
        小田原駅(14:40)
天気:快晴

 節分の今日は、すばらしい天気に恵まれた。小田原駅集合が多く、新宿駅から一緒に行くのは、Sさんだけ。しばらく、車内で熟睡していたが、海老名付近から大山が見え始める。新松田を過ぎてしばらく行くと、富士山がよく見えるようになる。小田原まで行くと、箱根の裏に隠れるため見えなくなるが、車窓からの富士山が楽しめて良かった。

 小田原駅で全員集合。久しぶりに参加したMさんが、気象神社の「てるてる守り」をみんなにプレゼントしてくださる。晴天を願うと共に、持つ人の心も晴れやかになるよう祈念すると書かれている。今日は気持ちよく歩けそうだ。

 まずは、小田原駅を背にして、「めだかの学校」を目指す。童謡「めだかの学校」は、終戦間もない頃、作詞家の茶木氏が、6歳の長男と山を下りてきたところ、荻窪用水で泳ぐメダカを見つけ、長男がメダカを見つけたが、茶木が覗くと隠れていなくなってしまった。その時、長男が「ここはめだかの学校だからまたくるよ」といったとのこと。その後、NHKから茶木に童謡の歌詞作成の依頼があり、その時のことを思い出して作ったそうだ。今回訪れたところがその舞台だ。

 めだかの学校には、水車小屋があり、作られた小川が流れている。メダカは見つからなかったが、用心深いので隠れていたのだろう。代わりにアメンボを見ることができた。アメンボを見るなんて何十年ぶりだろう。小川の平らな底にできた影が面白い。足は細いのに、大きな丸い影ができている。足が表面張力で浮くために、足の周囲がくぼんでいるため、丸い影ができるのだろう。

 めだかの学校の後は、地図を頼りにいこいの森に向かう。途中に直径4mほどの大きな水車があった。水の流れを動力として水車を回し、その力で、精米や製粉、製糸等を行ったらしい。

 水車を見た後は、小田原厚木道路の下を通って西寄りに進む。車道の先に建物などが見えてくると、そこがいこいの森だ。竹林の中の階段を登っていく。最年長のMさんは、少し遅れているものの、階段を元気に登ってくる。Iさんがしっかり寄り添って、最後を固めていてくれた。

 駐車場の人に聞くと、右寄りに行くと広場があるので、お昼はそこで食べたら良いと教えてくれた。見晴らしも良く、イスになる石もあり、そこで昼食タイムとする。手前にある笹の向こうには、相模湾も見えていた。箱根の明神ヶ岳も見える。

 いこいの森は、さらにその奥に続いているだろうと思い、昼食後、歩いて行くが、スマホで現在地を見ると、いこいの森から遠ざかっている。引き返して、さっきの駐車場に戻る。そこからバス停のあるわんぱくランドに行く。バス停で、Mさん夫妻とお別れする。お二人は、ここからバスで帰ることにする。

 わんぱくランドに入り、展望の良さそうな階段を上がる。予想通り、丹沢の山々がよく見える。大山から、三ノ塔、塔ノ岳、そして檜洞丸と思われる山も見える。

 帰りは、別コースにしようと、地図で探した道を歩いてみるが、地図にない道もあるのか、いつの間にか来たときの道に出てしまった。それでも、途中から水之尾毘沙門天方面に行く。毘沙門天には寄らず、そのまま小田原駅方面を目指す。

 途中、丹沢方面がよく見えるところや、相模湾のよく見えるところを通過し、駅の近くでは小田原城も見られた。計画より、かなり早く小田原駅に着いた。JRで帰る人も多いので、ここで解散にする。お疲れ様でした。

                                                               記:網干