今日は、2019年最後の山行。忘年山行ということで、登山終了後は忘年会に突入する。しかし、その前に、山頂で餅つきの楽しみもある。
事前に計画していた小下沢からの林道は、台風の影響でまだ通ることができない。小仏から小仏峠への道も通行できない状況のため、今回は小仏から景信山山頂を往復するだけとする。
直前に風邪を引いて参加できなくなったKRさんに代って、バス停に着くと、Iさんが待っていてくれた。これで、忘年会のキャンセルがなくなり、とても助かった。
小学2年生から中学生の頃まで参加してくれていたYちゃんが今回は参加だ。M君やMさんと共に平均年齢を下げてくれている。
小仏では、今年の最多参加賞Nさんと、精勤賞KDさん、SKさんの表彰をして出発する。
日陰は寒いが思ったほどではない。中央高速を走る車の音がうるさいが、きれいに紅葉した木も楽しませてくれる。
車道をジグザグに登ると登山道が現れる。まずは急な階段を登る。この最初の登山道が一番急なところだ。順調に登っていくと、平坦地に出る。雑木林になってとても明るい。さらに歩くと、きれいに紅葉したカエデでもあった。傾斜も落ちて緩い登りになる。
一登りで、山頂下の平坦地に着く。ここから山頂直下の登りだ。YちゃんもFさんのサポートをしている。
大勢の人で賑わう山頂に着くと、すぐに景信茶屋に行く。10分ほど遅れたので、心配していたようだ。もう餅が炊き上がっていたのだろう。すぐに私たちの予約場所に餅を持ってきてくれる。
まずは、餅を潰す作業にかかる。続いて、交代で餅をつく。全盲のFさんもASさんも餅をつく。M君も餅をつく。通りかかった男の子が、餅をつきたいというので、ついてもらうことにする。
餅をついている間に、女性陣は小豆やきなこ、おろしなどを準備してくれる。つきたての餅をいろんな材料を楽しみながら食べることができた。数年前は餅がかなり余ったが、今回はその時より人数が多いので、余らないと思ったが、少し余ってしまった。きなこ餅にしてOさんに持ち帰っていただく。
山頂で集合写真を撮った後は、登ってきた道を引き返す。あまり早く下ると、まだ忘年会の会場には入れないと思い、ゆっくりゆっくり下っていく。何十年ぶりだろうか、しりとり歌合戦も始まった。山歩きをしながらしりとり歌合戦をしたのは初めてではないだろうか?
小仏のバス停には、15時前に着いた。すぐ15時発のバスがある。日陰になっている小仏で待つのは寒いので、すぐに乗り込むことにする。
高尾駅でバスを降り、忘年会会場に行ってみると、予定より1時間近くも早いが入って良いと言ってもらえる。料理などもすぐに来て、忘年会が早く始まった。何よりも、今年も1年、全員無事に過ごせたことが一番です。今年1年、お世話になりました。
記:網干
《参加者の感想》
景信山は、晩秋の山歩きを楽しむにはピッタリでした。紅葉した山や丘陵に陽があたり、美しかったです。
たくさんの登山客で賑わう山頂で餅つきをして、つきたてのお餅をいただいて、関東平野を一望し、歌のしりとりをしながらの下山…この一年もいろいろあったけれど、楽しく終わって良かったなぁ、と思いました。忘年会も笑顔と笑い声に包まれた楽しい時間でした。新しい年はさらに良い年になりますように。ありがとうございました。
記:F.Iさん
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