朝から青空が広がる快晴の天気となった。武蔵五日市駅前のバス停では登山客が多く並び、数馬 行きの臨時バスに乗り込んだ。
上川乗のバス停で降り、各自準備運動して出発した。行きは緩やかな上りコースとなっていて、登 りやすい道であった。途中、左手には木々の合間から三頭山が見えた。
稜線に出ると広場になっていて、少しぬかるんだ場所もあるが雪はほとんどなかった。ここより展望 の良い近くの展望台へ向かった。展望台では見晴らしが良く、真正面に御前山や大岳山を見なが
ら、ベンチで昼休憩した。御前山の反対側は奥多摩方面だが、Fさんが次は奥多摩方面から登る コースで登ってみたい話をするなど山談義で盛り上がった。
広い稜線を少し歩いて、払沢の滝を目指して下山を開始した。日当たりの悪い場所では日中でも 霜柱が残っていて、道がゴリゴリしていた。途中、山の斜面が広く伐採されている所があり、何もさえ
ぎる物がないため道を踏み外すと危ない箇所もあったが、慎重に通過した。
下りは沢沿いを下り、蕎麦処だった古民家を越えて峠の茶屋付近で小休憩とした。ここからは舗装 された道路と登山道を歩きながら、払沢の滝入口付近に到着した。帰りのバスの時間まで約1時間
時間があったので、予定通り払沢の滝に立ち寄った。滝は50%程度氷結した状態で中央の水が流 れ落ちていた。滝壺の表面は固まったままで、F夫妻が興味深く手で触っていた。今回は雪道の心配
もなく、小春日和の天気でのんびりとした山行となった
記:加登
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