広沢山・大塚山山行報告
実施日 山名 参加者 会員 障害者 2名 健常者 2名
令和5年4月8日 広沢山・大塚山 合計 4名 会員外 障害者 0名 健常者 0名
コースタイム:古里駅(9:40)….鉄五郎新道入口(10:10)…金比羅神社(11:15-11:25)
        …岩団扇群生地(11:30)…広沢山山頂(12:40-昼食-13:10)…
        大塚山(13:45)…ケーブルカー御岳山駅(14:25)
天気:曇りのち雨

 まずはJRにやられました…ダイヤ改正によりホリデー快速が青梅乗り換えとなりましたが、何と2番線と3番線両方から乗れることに…たまたま私とKさんは3番線でFさんとYさんを探すけどいない…何とその二人は2番線で私達を探していた! 合流できて良かった。ワンマン・無人化のJR人件費削減の影響をモロに受けました。

 さて前日までの風はおさまり、何とか持ちそうだけど湿っぽい曇りの中スタートです。このあたり一番の街だったという古里の歴史を聞きながら古い街中を過ぎると、いよいよ山道に入ります。ここから人工林の中のトラバースが延々続きました。やっと第一のポイントの金比羅神社に到着し、一息入れます。

 再スタートを切ると、2m程度のスラブの降り、1m程度の足の置き場が難しいほぼ垂直の岩のクライムダウン、それぞれ短いですが、もしも滑り落ちたら切れ落ちた斜面を…なかなか緊張する場面を慎重に突破。その次にはヤセ尾根の急登! やはり中々大変な道です。

 そんな中、歩き始めから2時間、ついにイワウチワの登場! ほんのりとピンク色の透き通るような薄い花びらを下に開いた可憐な花が、昨日の風にも負けず、ひっそりと咲いているではないですか。周囲にもポツポツと点在し、儚げなピンクの花が美しい。名前の由来の羽団扇のような葉の形も皆で確かめ、さらに急坂を進みます。

 最初の群生地からしばらく歩き、もうイワウチワを見ることも無いのかと諦めた頃、第二、第三の群生地が! 花がとても多いというほどではありませんが、しっかりと咲いていたので、皆大満足。

 さらにさらに、ゆっくりゆっくりと急登の末、ようやく広沢山山頂。少し遅めの昼食を取ります。ちょうど食べ終わる頃、少し雨が…カッパを着て慌てて出発です。降り始めはアラレでした。

 大塚山ではツツジのトンネルをくぐり、開いていれば見事だと思われるカタクリの群生を見て、御岳山駅に到着。今日は雨も降っているので、ケーブルカーで下山です。長い急坂に最後は雨と大変でしたけど、最大の目的のイワウチワを堪能し、最後まで登りきれたので本当に良かったです。お疲れさまでした。
                                                                記:萬代